21世紀の森と広場

キエダシャク

バラの枝になりきるトゲトゲいもむし

  • 明るい黄色いはねを広げてとまる。
    写真 / MasakoT

  • 1本の横線が目立ち、 下の部分は茶色。
    写真 / MasakoT

  • 明りにやって来る。
    はねの縁は波状。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫はシャクトリムシで毒はない。 若い枝で見つかる。 赤いトゲがあり、 バラの枝にそっくり。
    写真 / YoshiakiK

特徴

エダシャクの仲間。 名前どおり黄色いエダシャクですが、 黄色の濃淡には差があります。 はねを広げてとまり、 1本の横線が目立ちます。 幼虫は、 バラの枝に擬態しており、 じっとしていると見つけるのは至難のわざ。
 
大きさ : 開張32~39mm
食べ物 : 幼虫はバラ科植物(ノイバラ、 サンショウバラなど)の葉 成虫は花の蜜など
成虫が見られる時期 : 5~7月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる木

見られる散歩道

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