「ぼくらはみんな生きている、 ・・・、 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんなみんな生きているんだ 友だちなんだ🎵」
「手のひらを太陽に」(作詞やなせたかし 作曲いずみたく)に出てくるオケラはケラのことです。 歌ってみましょう!
ケラ
土に潜り空を飛び水上を泳ぐスーパー昆虫
特徴
コオロギに近い仲間。 金色の短いビロードのような毛でおおわれ、 シャベルのような前あしが特徴。 草はら、 田んぼ、 畑など湿った土に潜って地中で生活しています。 昔から「オケラ」と呼ばれ親しまれてきました。 初夏、 「ジー」「ビー」と鳴きますが、 以前はミミズの鳴き声と思われていました。
大きさ : 体長30~35mm
食べ物 : 幼虫成虫ともに雑食性(植物の根や種、 小昆虫、 ミミズなど)
成虫が見られる時期 : 4~10月(成虫越冬)
分布 : 全国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
歌に登場!
天敵
ケラの天敵はムクドリなどの鳥やカエル、 モグラなどです。 また、 ケラは土の中の巣穴に卵を産みますが、 ミイデラゴミムシの幼虫はケラの卵を食べて成長します。