ケラ

()潜り(くぐり)(そら)飛び(とび)水上(すいじょう)泳ぐ(およぐ)スーパー昆虫(こんちゅう)

  • メス。 メスは(ぜん)ばねの(すじ)平行(へいこう)伸び(のび)ている。
    写真(しゃしん) / 2017.11.2 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • オス。 オスの(ぜん)ばねの(すじ)鳴く(なく)ために複雑(ふくざつ)触角(しょっかく)やあしは短く(みじかく)、 お(しり)長い(ながい)()()(びもう)がある。
    写真(しゃしん) / 2021.4.28 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

  • (ぜん)あしは、 モグラのよう。
    ()掘る(ほる)のに使わ(つかわ)れる。
    写真(しゃしん) / 2017.11.2 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • 裏面(りめん)
    写真(しゃしん) / 2017.11.2 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • モズのはやにえにされてしまった。
    写真(しゃしん) / 2017.11.26 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() MasakoT

特徴(とくちょう)

コオロギに近い(ちかい)仲間(なかま)金色(きんいろ)短い(みじかい)ビロードのような()でおおわれ、 シャベルのような(ぜん)あしが特徴(とくちょう)(くさ)はら、 田んぼ(たんぼ)(はたけ)など湿っ(しめっ)()潜っ(もぐっ)地中(ちちゅう)生活(せいかつ)しています。 (むかし)から「オケラ」と呼ば(よば)親しま(したしま)れてきました。 初夏(しょか)、 「ジー」「ビー」と鳴き(なき)ますが、 以前(いぜん)はミミズの鳴き声(なきごえ)思わ(おもわ)れていました。
 
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)30~35mm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)成虫(せいちゅう)ともに雑食(ざっしょく)(せい)(植物(しょくぶつ)()(たね)(しょう)昆虫(こんちゅう)、 ミミズなど)
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき) : 4~10(つき)(成虫(せいちゅう)越冬(えっとう))
分布(ぶんぷ) : 全国(ぜんこく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(うた)登場(とうじょう)

「ぼくらはみんな生き(いき)ている、 ・・・、 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんなみんな生き(いき)ているんだ 友だち(ともだち)なんだ🎵」
手のひら(てのひら)太陽(たいよう)に」(作詞(さくし)やなせたかし 作曲(さっきょく)いずみたく)に()てくるオケラはケラのことです。 歌っ(うたっ)てみましょう!

天敵(てんてき)

ケラの天敵(てんてき)はムクドリなどの(とり)やカエル、 モグラなどです。 また、 ケラは()(なか)()(あな)(たまご)産み(うみ)ますが、 ミイデラゴミムシ幼虫(ようちゅう)はケラの(たまご)食べ(たべ)成長(せいちょう)します。