イネクロカメムシ

イネを吸う(すう)黒い(くろい)カメムシ

体(からだ)は光沢(こうたく)のない黒色(こくしょく)。
写真(しゃしん) / 2014.9.15 千葉(ちば)県(けん)船橋(ふなばし)市(し) MasakoT
頭(あたま)の先端(せんたん)は凹ま(へこま)ない。はねは、大きな(おおきな)小楯(こだて)板(ばん)の下(した)に隠れ(かくれ)ている。
写真(しゃしん) / 2018.3.27 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
地表(ちひょう)で見(み)られる。
写真(しゃしん) / 2023.3.22 千葉(ちば)県(けん)市川(いちかわ)市(し) MasakoT
板(いた)の下(もと)で、成虫(せいちゅう)越冬(えっとう)。
写真(しゃしん) / 2024.3.15 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
オオクロカメムシ(上(じょう))とイネクロカメムシ(下(か))。イネクロカメムシの方(ほう)がほっそりしている。
写真(しゃしん) / 2024.3.15 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
ヨシの葉(は)に群がる(むらがる)幼虫(ようちゅう)。
写真(しゃしん) / 2011.8.4 千葉(ちば)県(けん)市川(いちかわ)市(し) MasakoT

特徴(とくちょう)

田んぼ(たんぼ)や湿っ(しめっ)た草地(くさち)などで見(み)られるカメムシ。オオクロカメムシに似(に)ていますが、本(ほん)種(しゅ)は頭部(とうぶ)先端(せんたん)が凹み(へこみ)ません。イネやヨシなどのイネ科(か)植物(しょくぶつ)につき、茎(くき)から汁(しる)を吸い(すい)ます。
　
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)8～10mm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)、成虫(せいちゅう)ともにイネなどのイネ科(か)植物(しょくぶつ)
成虫(せいちゅう)が見(み)られる時期(じき) : 4～10月(つき)(成虫(せいちゅう)越冬(えっとう))
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、南西諸島(なんせいしょとう)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。