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花(はな)の形(かたち)がおもしろくて人気(にんき)
6枚(まい)の花(はな)被(ひ)片(へん)に白地(しろじ)に赤(あか)紫色(むらさきいろ)の斑紋(はんもん)、 中心(ちゅうしん)部(ぶ)の黄(き)橙色(だいだいいろ)が目立つ(めだつ)。 中央(ちゅうおう)の柱状(ちゅうじょう)の部分(ぶぶん)やその先(さき)の上部(じょうぶ)にも斑紋(はんもん)がある。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
花(はな)被(ひ)片(へん)は上方(かみがた)に向かっ(むかっ)て斜め(ななめ)に開く(ひらく)。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
茎(くき)の先端(せんたん)に花(はな)をたくさんつけるものは、 タイワンホトトギスとの交配(こうはい)種(しゅ)と思わ(おもわ)れる。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
小豆色(あずきいろ)の大きな(おおきな)斑紋(はんもん)が目立つ(めだつ)ホトトギス。 園芸(えんげい)品種(ひんしゅ)で「松風(まつかぜ)」という品種(ひんしゅ)名(めい)で売ら(うら)れていることがある。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
雄しべ(おしべ)6本(ほん)と雌しべ(めしべ)の花(はな)柱(ばしら)3本(ほん)が集まっ(あつまっ)て花(はな)の中央(ちゅうおう)に柱状(ちゅうじょう)に立ち上がっ(たちあがっ)てから開き(ひらき)、 花(はな)柱(ばしら)の先(さき)はさらに2又(また)になって裂片にも斑紋(はんもん)がある。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
花(はな)が終わる(おわる)と、 柱状(ちゅうじょう)の部分(ぶぶん)が肥大(ひだい)して実に(じつに)なる。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
群生(ぐんせい)すると美しい(うつくしい)。 写真(しゃしん) / 2022.10.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
名(な)の由来(ゆらい)は、 白地(しろじ)に紫色(むらさきいろ)の斑紋(はんもん)が野鳥(やちょう)のホトトギスの胸(むね)の模様(もよう)に似(に)ているからと言わ(いわ)れます。 ホトトギスの仲間(なかま)は日本(にっぽん)に12種(しゅ)あって、 ホトトギスを含む(ふくむ)10種(しゅ)は日本(にっぽん)の固有(こゆう)種(しゅ)です。 よく似(に)たヤマホトトギス、 ヤマジノホトトギスとの大きな(おおきな)違い(ちがい)は、 白地(しろじ)に赤(あか)紫(むらさき)の斑紋(はんもん)がある花(はな)の中心(ちゅうしん)部(ぶ)に、 黄(き)橙色(だいだいいろ)の部分(ぶぶん)があることです。 タイプ : ユリ科(か)ホトトギス属(ぞく)の多年草(たねんそう)大き(おおき)さ : 高(たか)さ 40-80cm花(はな)の時期(じき) : 8-10月(つき)生育(せいいく)場所(ばしょ) : 山地(さんち)の半(はん)日蔭(ひかげ)分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)(南西(なんせい)部(ぶ))、 本州(ほんしゅう)(関東(かんとう)地方(ちほう)以西(いせい)、 新潟(にいがた)県(けん)以南(いなん))、 四国(しこく)、 九州(きゅうしゅう)
ホトトギスは花(はな)の形(かたち)のおもしろさと花(はな)つきのよさで庭園(ていえん)によく植え(うえ)られますが、 日本(にっぽん)産(さん)ホトトギスとタイワンホトトギスとの交配(こうはい)種(しゅ)などが園芸(えんげい)的(てき)につくられて流通(りゅうつう)しています。
大磯(おおいそ)城山(しろやま)公園(こうえん)
執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ