オランダミミナグサ

触るとフワねば!身近な外来種

  • 春の草地でごく普通に見られる。
    写真 / 2022.3.25 千葉市美浜区 Maya.N

  • アスファルトのすき間にも多い。
    茎はYの字に枝分かれする。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 茎の先に花を多くつける。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 花弁は5枚で、 先は浅く2又になる。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • ガクや葉、 茎に毛が多い。
    毛はねばねばしているので、 土などもよくついている。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 花の下の柄が短いのが特徴。
    似たミミナグサは長い。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 茎に葉を対につける。
    写真 / 2023.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    卵のような形で、 長めの毛が多い。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 茎。
    毛が多く、 触るとフワねば。
    写真 / 2024.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 終わった花をめくると、 中にたくさんの種子が見られる。
    写真 / 2024.5.14 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 種子はボコボコしていて、 長さ0.5mmほど。
    ミミナグサの種子は倍近く大きくなる。
    写真 / S.Ikeda

特徴

市街地でもごく普通に見られる草花。 花は白くて小さく、 全体にねばついた毛が多いので、 触るとフワフワねばねばします。 名前の耳菜(ミミナ)は、 葉の形がネズミの耳に似ていることが由来です。
 
タイプ : 越年草
大きさ : 高さ10~20cm、 花は5mmほど
花の時期 : 2月~5月
生える場所 : アスファルトのすき間や草地
分布 : ヨーロッパ原産

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

ミミナグサが似ていますが、 以下の点で簡単に見分けられます。
 
ミミナグサは①茎先に花をまばらにつけ、 ②花の柄が長く、 ③種子は径1mmほどとオランダより2倍くらい大きく、 ④花の時期は5月くらいとやや遅めです。

  • 左がオランダミミナグサ、 右がミミナグサ。 上に書いていることを参考に、 花の違いを探してみよう。
    写真 / 2024.5.14 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 種子の比較。
    ミミナグサのほうが大きいので目立つ。
    写真 / 2024.5.14 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 種子の比較。
    ボコボコしているのは同じ。
    写真 / S.Ikeda