元から日本に生えているミミナグサが似ています。 都市に生えているのは圧倒的にオランダミミナグサの方が多いです。 また、 ミミナグサは茎が長くて見た目の印象もちょっと異なり、 このほかにも以下のような違いがあります。
●ミミナグサは①花の柄が長く、 ②ガクと花弁は同じくらいの長さで、 ③種子は径1mmほどとオランダより2倍くらい大きく、 ④花の時期は5月くらいとやや遅めです。
オランダミミナグサ
触るとフワねば!身近な外来種
特徴
ヨーロッパ原産の外来種で、 春の道ばたでごく普通に見られます。 花は白くて小さく、 全体にねばついた毛が多いので、 触るとフワフワねばねばします。 名前の耳菜(ミミナ)は、 葉の形がネズミの耳に似ていることが由来です。
タイプ : 越年草
大きさ : 高さ10~20cm、 花は5mmほど
花の時期 : 2月~5月
生える場所 : アスファルトのすき間や草地
分布 : ヨーロッパ原産
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。