ヒトスジシマカ

人を刺すヤブカの代表

  • 吸血するメス。 体の白い模様が目立つ。
    あしはシマシマ。
    写真 / 2024.9.12 神奈川県相模原市 MasakoT

  • 胸の背面に1本の白い線がある。
    写真 / 2024.10.4 千葉県習志野市 MasakoT

  • 胸の背面に1本の白い線がある。
    写真 / 2024.10.4 千葉県習志野市 MasakoT

  • 血を吸いお腹が膨らむ。
    写真 / 2024.10.4 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

ヤブカの仲間。 胸の背面に白い線が1本あることが名前の由来。 触角は、 オスは羽毛状で長い毛が生えていますが、 メスは短い毛しか生えていません。 メスは卵を成熟させるために、 口から針を出し血を吸いますが、 オスは吸血しません。 25~30℃の気温を好み、 猛暑は動きが鈍くなります。 分布は北上中。 卵越冬。
 
大きさ : 体長約5mm
食べ物 : 幼虫は水中の有機物 成虫は花の蜜や草の汁など
成虫が見られる時期 : 5~11月
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

蚊は二酸化炭素や汗のにおいなどを感じとり集まってきます。 デング熱などの病気を媒介しますので、 刺されないように注意しましょう。
植木鉢の受け皿などわずかな水からも発生しますので、 こうした水溜まりを減らすように心がけてください。
厚手のジーンズの上からも刺すことができますので、 白っぽいゆったりした服装がおすすめのようです。

見られる散歩道