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シデコブシ

たくさんの花びらがリボンのよう

  • 木の自己紹介

    木の自己紹介

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  • 樹木クイズ
  • この木に会える場所

特徴

春、 葉よりも先に、 白や薄ピンクの花をたくさん咲かせます。 コブシとよく似ていますが、 木が小さめで花びらが細く数が多いのが特徴です。
細い花びらが神社の四手(しで)に似ていることから名前につきました。
自然の中では日本の東海地方のごく一部の湿地にしか生えおらず、 絶滅危惧種になるほど数が減っています。

みんなの投稿

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

  • Peak Season
  • Blossom
  • Leaf
  • Fruit
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
見頃

高さ

低木 (1〜5m)

花の性別

両性花

分布

本州(東海地方の伊勢湾周辺地域)

生育地

湿地やその周辺

分布

本州(東海地方の伊勢湾周辺地域)

生育地

湿地やその周辺

学名

Magnolia stellata

樹形

コブシほどは大きくならず、 枝を横に広げながら伸びていきます。

  • 植物園に植えられた木
    写真 / 2025.9.6 東京都調布市 Tamacha

  • 5mほどの高さになることもある
    写真 / 2021.7.17 千葉市緑区 MayaN

細長い楕円形のような形で縁にギザギザはなく、 葉の先は丸いか、 少しだけへこんでいることがあります。 葉の柄や葉脈の上に毛があります。

  • しわが多く、 なみなみしている
    写真 / 2025.9.6 東京都調布市 Tamacha

  • 裏から葉脈がよく見える
    写真 / 2025.9.6 東京都調布市 Tamacha

  • 枝先に束になってついている
    写真 / 2025.9.6 東京都調布市 Tamacha

  • 短枝の先にぐるりとついた葉が並ぶ枝
    写真 / 2025.9.6 東京都調布市 Tamacha

春、 葉よりも先に花を咲かせます。 色は白〜ピンク色と、 その木によって違いが見られます。 細長い花びらがたくさんあり、 垂れ下がるように開きます。

  • 雄しべと雌しべはたくさんあり、 花の真ん中にらせん状に並ぶ
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

  • 花びらは12〜18枚
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

  • 咲き始めにヒヨドリに食べられてしまうこともある
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

  • ふわふわの皮を脱いでたくさんの花びらを出す
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

  • 花びらにしわがついているが、 咲くと伸びる
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

  • 花の下に小さな葉がある
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

種の入った袋がたくさん集まってくっついたような、 細長くてモコモコした形をしています。 緑色からだんだん赤くなり、 茶色く熟すとそれぞれの袋がパカッと開いて種が出てきます。 種には白い糸がついていてぶら下がります。

  • 袋から顔を出した種たち
    写真 / 2021.8.1 千葉市緑区 tomoki

  • まだ若い実
    写真 / 2021.7.17 千葉市緑区 tomoki

  • 赤くなって目立つようになる
    写真 / 2021.7.17 千葉市緑区 tomoki

  • 実だけでも華やかに見える
    写真 / 2021.7.17 千葉市緑区 tomoki

幹・枝

幹は白っぽくて凹凸がなく、 滑らかな感じです。 新しい枝には毛が密に生えています。

  • コブシらしい白い幹
    写真 / 2023.3.5 千葉市緑区 MayaN

  • 幹も枝も同じ雰囲気
    写真 / 2025.9.6 東京都調布市 Tamacha

冬芽・葉痕

枝先についたふわふわの見事な大きな芽は花芽です。 枝先より小さくて、 ふわふわ度が低い芽は葉芽です。 葉痕はゆるいU字型で、 枝の後ろまでぐるりと線(宅葉痕)が一周するのがコブシやモクレンの仲間の特徴です。

  • ふわふわの芽が陽に輝く
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

  • ぷっくりしているのが花芽
    写真 / 2021.2.28 千葉市緑区 MayaN

  • ゆっくり伸びる短枝の先に葉芽
    写真 / 2022.3.15 東京都千代田区 MasakoT

  • 雨に濡れるとネコのよう
    写真 / 2023.3.5 千葉市緑区 MayaN

人との関わり

庭や庭園に植えられ、 盆栽としても使われています。 ピンク色の濃いものが好まれるようです。

名前の由来

「シデ」は、 はたくさんの花びらが神社のしめ縄などについている「四手」に似ていることからつきました。 花が星のようにも見えるので、 英名は「スターマグノリア」です。 「コブシ」はボコボコした実の形が握りこぶしに似ていることからきています。

  • 紙を細長く切り、 折ってつくられる四手
    写真 / 「いらすとや」より

その他の情報

シデコブシは日本の固有種で、 愛知県、 岐阜県、 三重県のごく一部の湿地に自生しています。 保護や研究のため、 国指定や市指定の天然記念物となっているところもあります。
そのうちの一つが、 愛知県の渥美半島の先端に近い椛(なぐさ)という地区です。 山すそと水田の間にあり、 地面にはミズゴケが茂る湿地帯の低木林です。 ハンノキ、 アセビなどと一緒に、 シデコブシが点々と自生しています。
また、 三重県北部の田光(たびか)のシデコブシは湧き水のある湿地に自生しており、 その周辺に生えるシラタマホシクサ、 ヘビノボラズなどの希少な植物群落とともに天然記念物に指定されています。

関わりが深い生き物

コブシハバチの幼虫が集団で葉を丸坊主にすることがあります。
ヒヨドリ、 ムクドリ、 カラスなどが赤い実を食べにやって来ます。 また、 ヒヨドリはつぼみや花を食べてしまいます。

この木に会える場所

タップすると地図が表示されます