ハナユ(イッサイユズ)

ボコボコの黄色い(きいろい)()がたくさん実る(みのる)

特徴(とくちょう)

ハナユとも呼ば(よば)れます。 ユズとは(べつ)種類(しゅるい)です。
ユズの()より小さな(ちいさな)ボコボコの()実り(みのり)ます。
小ぶり(こぶり)()で、 若い(わかい)()でも()がなるので(にわ)によく植え(うえ)られます。

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)情報(じょうほう)は、 関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。 エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

(たか)さ1.5mぐらい。

  • 写真(しゃしん) / 埼玉(さいたま)(けん)川口(かわぐち)() YusokuK

(はな)

直径(ちょっけい)3センチほどの(はな)()付け根(つけね)(えだ)(さき)(いち)(りん)ずつ咲き(さき)ます。

()

10~12(つき)熟し(じゅくし)ます。 熟し(じゅくし)(のち)長く(ながく)()残っ(のこっ)ています。
直径(ちょっけい)は4~7cmの黄色(きいろ)のボコボコした()です。
香り(かおり)はユズと()ていますが、 弱い(よわい)です。 未熟(みじゅく)(みどり)()薬味(やくみ)などに使っ(つかっ)たりします。

  • 表面(ひょうめん)がボコボコしている
    写真(しゃしん) / 埼玉(さいたま)(けん)川口(かわぐち)() YusokuK

性格(せいかく)

()(じゅ)にしては成長(せいちょう)遅く(おそく)大木(たいぼく)になるわけでもなく、 競争(きょうそう)激しい(はげしい)(もり)では、 ユズの仲間(なかま)()()覆わ(おおわ)れ、 残念(ざんねん)ながら負け(まけ)(ぐみ)です。 でもユズの(たね)をまくと一つ(ひとつ)(たね)から2、 3(ほん)()()てきます。 1つの受精卵(じゅせいらん)から2つ以上(いじょう)(はい)発生(はっせい)することを()(はい)(せい)言い(いい)()(はい)(しゅ)は、 生き残る(いきのこる)(うえ)有利(ゆうり)です。 よい香り(かおり)動物(どうぶつ)(たね)運ん(はこん)でもらい、 1つの(たね)からいくつか芽生え(めばえ)生き残ろ(いきのころ)うとしています。 (たね)もめっちゃ多い(おおい)です。

  • 一つ(ひとつ)(たね)からいくつか芽生える(めばえる)
    写真(しゃしん) / 2018.4.11 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() minaei

体験(たいけん)遊び(あそび)

ユズよりハナユのほうが()(かわ)がきれいなことが多い(おおい)ので、 (かわ)薄く(うすく)スライスしてトーストに!
トーストにクリームチーズをたっぷりぬり、 スライスしたユズ(ユズの(たね)はとる)、 ハチミツをかけてトースターで焼き(やき)ます。

  • クリームチーズとユズの愛称(あいしょう)最高(さいこう)
    写真(しゃしん) / 2022.1.31 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() minaei

  • 炭酸(たんさん)にユズをしぼってドリンクに
    写真(しゃしん) / 2022.1.31 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() minaei

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

ミカンの仲間(なかま)には、 アゲハチョウの仲間(なかま)がやってきます。 幼虫(ようちゅう)は、 小さい(ちいさい)ときは(とり)のフンのよう、 終齢(しゅうれい)幼虫(ようちゅう)になると緑色(りょくしょく)になり、 モリモリ()食べ(たべ)ます。 幼虫(ようちゅう)怒る(おこる)とツノを出し(だし)、 ちょっと臭い(くさい)です。

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 「性格(せいかく)」「体験(たいけん)遊び(あそび)岩谷(いわたに)美苗(みな) 執筆(しっぴつ)