似ている黒いアゲハチョウがいます。
クロアゲハは、尾状突起が短く、街中でよく見られます。オスは後ばね前縁に白い帯があります。
オナガアゲハは、ほっそりしており尾状突起が長く、腹部が黒いです。山地、渓流沿い、雑木林の林縁で見られます。オスは後ばね前縁に白い帯があります。
ジャコウアゲハは、つやがなくほっそりしており、尾状突起が長く、腹部が赤っぽいです。街中で見られます。オスは後ばね前縁に白い帯がありません。

クロアゲハ
街中を飛ぶ、存在感のある黒いアゲハ
クロアゲハの特徴
黒いアゲハチョウの中では、街中から山地まで、もっとも普通に見られます。後ばねのしっぽのような尾状突起は短めで、後ばねに赤い紋があります。木の茂ったやや暗いところを好みます。(MT)
大きさ:開張80~120cm
食べ物:幼虫はミカンの仲間の葉 成虫は花の蜜など
成虫が見られる時期:4~10月
分布:本州、四国、九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。