イボタノキ

香り(かおり)のよい小さな(ちいさな)ブーケのような白い(しろい)(はな)咲かせる(さかせる)

イボタノキの特徴(とくちょう)

梅雨(つゆ)初め(はじめ)香り(かおり)のよい白い(しろい)(はな)()いっぱいに咲かせ(さかせ)ます。
イボタノキには「イボタロウムシ」がつきます。(むかし)、このイボタロウムシから(ろう)(ろう)をとり、それをイボ取り(とり)使っ(つかっ)たので「いぼ取り(とり)()」、縮まっ(ちぢまっ)て「イボタノキ」と呼ば(よば)れるようになったと言わ(いわ)れています。

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

(たか)さ2~4m。よく枝分かれ(えだわかれ)してこんもりした()(がた)になります。

  • 初夏(しょか)(はな)咲い(さい)ている(とき)様子(ようす)
    写真(しゃしん) / 2020.5.21 千葉(ちば)()花見川(はなみがわ)() MayaN

  • 写真(しゃしん) / 2020.5.21 千葉(ちば)()花見川(はなみがわ)() MayaN

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光沢(こうたく)のない(すすき)めの()です。(さき)完全(かんぜん)尖ら(とがら)丸み(まるみ)帯び(おび)ます。

  • 写真(しゃしん) / 2020.5.22 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • 写真(しゃしん) / 2020.5.22 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

(はな)

初夏(しょか)小さな(ちいさな)ブーケのような白い(しろい)(はな)()全体(ぜんたい)咲き(さき)ます。キンモクセイに()良い(よい)香り(かおり)がします。

  • 写真(しゃしん) / 2020.5.21 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • 写真(しゃしん) / 2020.5.22 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

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直径(ちょっけい)6-7mmの(くろ)紫色(むらさきいろ)まん丸(まんまる)()がなります。(なか)は種(はしゅ)が1()入っ(はいっ)ています。

  • (くろ)紫色(むらさきいろ)実は(じつは)大き(おおき)さにバラツキがある
    写真(しゃしん) / 2020.12.14 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • ()(なか)は種(はしゅ)が1()入っ(はいっ)ている
    写真(しゃしん) / 2020.12.14 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

(みき)

  • 写真(しゃしん) / 2019.12.5 徳島(とくしま)(けん)神山(かみやま)(まち) MayaN

(ひと)との関わり(かかわり)

イボタノキはライラックの台木(だいぎ)として使わ(つかわ)れます。(にわ)公園(こうえん)のイボタノキはほぼライラックを植え(うえ)たのにいつの間にか(いつのまにか)ライラックが枯れ(かれ)て、イボタノキがのっとったパターンです。

名前(なまえ)由来(ゆらい)

イボタロウムシから(ろう)(ろう)をとり、それを「イボ取り(とり)」に使っ(つかっ)たので「いぼ取り(とり)()」、縮まっ(ちぢまっ)て「イボタノキ」と呼ば(よば)れるようになったと言わ(いわ)れています。

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

5~6(つき)(はな)香り(かおり)誘わ(さそわ)れて、チョウやハチなどいろいろな(むし)がやってきます。()(むし)食べ(たべ)あとだらけ?くるっと丸まっ(まるまっ)たハバチの幼虫(ようちゅう)()食べ(たべ)て、(あな)だらけにしてしまうことがあります。ガのおもしろい幼虫(ようちゅう)見つかる(みつかる)かもしれません。ヒヨドリなどの野鳥(やちょう)()食べ(たべ)やって来(やってき)ます。