モモに比べて枝ぶりは細く、 あまり張り出さないでまとまった樹形になります。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
葉は互い違いにつきます。 葉は細長いです。 縁には粗いギザギザがあります。
花
4月中旬~下旬ごろに咲きます。 濃い桃色の花弁が細い八重咲の花が「菊」のようです。 そのため「菊咲き」と呼ばれます。 枝が見えなくなるほどまで咲くところは見ごたえがあります。
八重の花弁は雄しべが退化したものではなく、 1枚の花弁が分かれて細くなったもののため、 実を作ることができます。
実
7~8月頃に黄白色~紅色に熟します。 表面はビロード状の毛でおおわれています。
幹・枝
樹皮は紫褐色~黒褐色で皮目(横長の割れ目)が不規則に並びます。 枝には白い斑点が見られます。
名前の由来
花が菊のようにみえるので菊桃(キクモモ)と呼ばれています。
園芸品種名の「stellata」は星状の意味です。
その他の情報
中国ではモモは邪気を払うと言われ、 日本では平安時代にモモの花と3月の節句が組み合わされました。
関わりが深い生き物
サクラやウメにやって来る昆虫は、 モモでも多く見られます。
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