ウスバキトンボ

世代(せだい)交代(こうたい)繰り返し(くりかえし)(きた)(たび)するトンボ

  • ぶら下がっ(ぶらさがっ)てとまる。
    写真(しゃしん) / 2019.7.8 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • 薄い(うすい)だいだい(しょく)(あか)っぽいのもいる。
    腹部(ふくぶ)背面(はいめん)細か(こまか)黒い(くろい)(もん)がある。
    写真(しゃしん) / 2019.7.8 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • メス。
    写真(しゃしん) / 2017.10.18 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • 飛ん(とん)でいることが多く(おおく)、あまりとまることはない。
    写真(しゃしん) / 2018.9.7 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • 頭部(とうぶ)大きく(おおきく)、はねは大きく(おおきく)幅広い(はばひろい)
    ()()長い(ながい)
    写真(しゃしん) / 2021.10.21 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

特徴(とくちょう)

南国(なんごく)のトンボ。開け(あけ)草地(くさち)などで群れ(むれ)飛ん(とん)でいます。(みなみ)地方(ちほう)から、世代(せだい)交代(こうたい)をしながら(きた)(きた)へ、一方(いっぽう)通行(つうこう)(たび)関東(かんとう)地方(ちほう)では(ふゆ)越せ(こせ)ずに死ん(しん)でしまいます。
 
大き(おおき)さ:体長(たいちょう)44~54mm
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)はミジンコ、ボウフラ、水生(すいせい)昆虫(こんちゅう)(しょう)(さかな)など 成虫(せいちゅう)生き(いき)昆虫(こんちゅう)など
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):4~11(つき) 関東(かんとう)地方(ちほう)では7(つき)以降(いこう)増加(ぞうか)
分布(ぶんぷ)全国(ぜんこく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

トピック

ウスバキトンボはお盆(おぼん)(ころ)増える(ふえる)ことから、祖先(そせん)(れい)乗せ(のせ)帰っ(かえっ)来る(くる)言わ(いわ)れ、「(ぼん)トンボ」「精霊(せいれい)(しょうろう)トンボ」などいくつかの呼び名(よびな)があります。「ご先祖(せんぞ)(さま)使い(つかい)」として、つかまえないよう言い伝える(いいつたえる)地方(ちほう)もあります。