ニホンヤモリ

忍者のように壁にはりつく灰色のハ虫類

  • 昼間は樹名板の裏でじっとしている。
    写真 / 2012.7.30 千葉県袖ケ浦市 MasakoT

  • 昼間は樹名板の裏に隠れている。
    写真 / 2023.4.10 福岡県糟屋郡 MasakoT

  • 樹名板からちょこっと足だけを出す。
    写真 / 2023.5.12 千葉県市川市 MasakoT

  • 足の指は5本。 体の色を変えることができる。
    写真 / 2022.10.22 千葉県松戸市 MasakoT

  • 顔。 上からと下から見たもの。
    写真 / 2022.10.22 千葉県松戸市 MasakoT

  • 目の後ろに耳の穴があいている。
    写真 / 2022.10.22 千葉県松戸市 MasakoT

  • 死んだふりをする。
    オスは尾のつけねの両側がふくらむ。
    写真 / 2023.3.14 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

漢字で書くと「家守」、 単にヤモリと呼ばれます。 灰色で、 大小の細かいうろこでおおわれています。 夜行性で、 昼は樹名板の裏、 植木鉢の下などで休んでおり、 建物の中にもいます。 昆虫などを食べる肉食性で、 敵におそわれそうになると、 自ら尾を切って逃げます。 (MT)
 
大きさ : 体長10~14cm 
食べ物 : 昆虫など 
見られる時期 : 春~秋
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

トピック 

どうしてツルツルの垂直の壁をスイスイ歩くことができるのでしょう?
足指の裏には、 非常に多くの微細な毛がはえており、 それがさらに細かく枝分かれして、 毛の先は小さなヘラ状になっています。 分子どうしが引き合う力(ファンデルワールス力)が働き、 スイスイ歩けるとのことです。 吸盤や粘液によるものではありません。