21世紀の森と広場

ミノウスバ

文化の日に飛ぶガ

  • 触角が立派なオス。
    お腹にオレンジ色の毛、 お尻には長い黒い毛。
    写真 / MasakoT

  • オス。
    写真 / MasakoT

  • 春、 若齢幼虫は集団で葉を食べる。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫は、 だんだんばらけてくる。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫は大きくなり、 単独で食事中。
    薄い黄色と黒のしま模様。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫は大きくなり、 葉の中にひそむ。
    写真 / MasakoT

  • 枝に卵がびっしり。 卵で越冬。
    メスは卵に体の毛をはりつけている。
    写真 / MasakoT

特徴

昼間に飛ぶマダラガの仲間。 幼虫は、 庭や公園に植えられるマサキ、 マユミ、 ニシキギなどの葉を食べ、 マサキの生垣を丸坊主にすることがあります。 成虫は、 年1回秋に登場。 11月3日頃に見られることから、 「文化の日のガ」と呼ばれることがあります。
 
大きさ : 開張31~33mm
食べ物 : 幼虫はニシキギ科(ニシキギ、 マユミ、 マサキ、 ツルウメモドキ、 コマユミなど)の葉
成虫が見られる時期 : 10~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

幼虫は、 外敵に襲われそうになると、 ねばねばの粘液を出します。 かぶれることがありますので触らないでください。

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