オカダンゴムシ

まん丸(まんまる)になる(りく)甲殻(こうかく)(るい)

  • オス。 オスは模様(もよう)がないか、 あっても少ない(すくない)
    写真(しゃしん) / 2021.11.2 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • メス。 メスは黄色い(きいろい)模様(もよう)があることが多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2021.12.9 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • ひっくり返す(ひっくりかえす)と、 どうなるだろう?
    写真(しゃしん) / 2021.12.9 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MasakoT

  • 後ろ(うしろ)(がわ)から半分(はんぶん)ずつ脱皮(だっぴ)する。 脱皮(だっぴ)(から)食べる(たべる)
    写真(しゃしん) / 2018.3.27 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

  • オスがメスにプロポーズ?(からだ)黄色い(きいろい)模様(もよう)があるのがメス。 5月(ごがつ)(まつ)6月(ろくがつ)(まつ)(ごろ)(こい)のピーク。
    写真(しゃしん) / 2021.6.21 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MasakoT

  • ニンジンに群がっ(むらがっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2022.7.11 千葉(ちば)()花見川(はなみがわ)() MasakoT

  • (いし)(いた)(もと)で、 集団(しゅうだん)丸く(まるく)なり越冬(えっとう)
    写真(しゃしん) / 2023.1.24 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

特徴(とくちょう)

ヨーロッパ原産(げんさん)外来(がいらい)(しゅ)()守る(まもる)ために丸く(まるく)なります。 昆虫(こんちゅう)ではなく、 エビやカニと同じ(おなじ)甲殻(こうかく)(るい)で、 あしは7(たい)14(ほん)(生まれたて(うまれたて)は6(たい))あり、 暗く(くらく)てじめじめしたところが好き(すき)です。 落ち葉(おちば)などを食べ(たべ)分解(ぶんかい)し、 ()返す(かえす)役割(やくわり)があります。
  
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)14mm前後(ぜんご)
食べ物(たべもの) : 落ち葉(おちば)生き物(いきもの)死骸(しがい)など雑食(ざっしょく)(せい)
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき) : 3~12(つき)
分布(ぶんぷ) : 全国(ぜんこく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

オカダンゴムシの1(ねん)

メスは梅雨(つゆ)時期(じき)出産(しゅっさん)ラッシュで、 お腹(おなか)にある(ふくろ)(なか)(たまご)産み(うみ)ます。 (たまご)からふ化(ふか)した赤ちゃん(あかちゃん)ダンゴムシは、 しばらくはお母さん(おかあさん)(ふくろ)(なか)過ごし(すごし)ます。 (ふくろ)破っ(やぶっ)()()赤ちゃん(あかちゃん)ダンゴムシは7(かい)ほど脱皮(だっぴ)をして成体(せいたい)になります。 (ふゆ)になると、 (いし)(した)などで丸まっ(まるまっ)てじっとしていますが、 暖かい(あたたかい)()はエサの落ち葉(おちば)などを食べ(たべ)ます。 寿命(じゅみょう)(やく)3(ねん)程度(ていど)言わ(いわ)れています。

()仲間(なかま)との見分け(みわけ)(かた)

ワラジムシ()ています。
オカダンゴムシは、 丸く(まるく)なり、 光沢(こうたく)があり、 逃げる(にげる)のが遅い(おそい)です。
ワラジムシは、 平たい(ひらたい)(からだ)前後(ぜんご)狭まり(せばまり)丸く(まるく)なりません。 光沢(こうたく)はなく、 素早く(すばやく)逃げ(にげ)ます。 ダンゴムシよりやや小さく(ちいさく)スリムで、 お(しり)から()()(びし)という突起(とっき)が2(ほん)()ています。