埼玉県立秋ヶ瀬公園
キイロスズメバチ
黄色い攻撃的なスズメバチ
特徴
飛んでいるときは黄色一色に見えるスズメバチ。 木の枝、 屋根裏、 軒先、 橋の下などに巨大な巣を作ります。 巣は、 はじめは閉鎖的な空間に作られることが多いですが、 巣が大きくなってくると、 広い空間に引っ越しをして新しい巣を作ります。
大きさ : 体長25~28mm(女王バチ) 17~24mm(働きバチ) 26~28mm(オスバチ)
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は花の蜜、 熟した果実、 樹液、 幼虫が分泌する液体など
成虫が見られる時期 : 4~11月
分布 : 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
オオスズメバチに次いで攻撃的。 刺されると激痛が走り、 命にかかわることがあります。 8~10月はスズメバチの被害が多くなる季節ですので、 巣には近づかないよう特に注意してください。 黒いものに攻撃してくるので、 黒い服装は避けましょう。 ハチがカチカチといわせながら近づいてくると、 慌てないでその場からすぐに離れましょう。 ハチを手で払わないようにしてください。 万が一、 刺された場合は、 傷口を流水で洗い流し、 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。