ヒメスズメバチ

お腹の先が黒いおとなしいスズメバチ

  • 花の蜜が好きで、 ヤブガラシの花にやって来る。
    写真 / 2019.8.22 千葉県船橋市 MasakoT

  • お腹の先端が黒い。
    写真 / 2016.7.28 千葉県習志野市 MasakoT

  • 樹液にやって来る。
    写真 / 2021.8.26 千葉市花見川区 MasakoT

  • キボシアシナガバチの巣を襲う。 アシナガバチ類の幼虫や蛹をかみつぶして体液を幼虫に与える。
    写真 / 2009.9.1 千葉県印西市 MasakoT

特徴

お腹の先が黒いことで、 他のスズメバチとは簡単に見分けられます。 越冬した女王バチの活動開始は遅く、 他のスズメバチと比べると活動期間は短いです。 木のうろや屋根裏、 地中などに小さな巣を作ります。
 
大きさ : 体長32~35mm(女王バチ) 25~33mm(働きバチ)
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は花の蜜、 樹液、 熟れた果実、 幼虫が分泌する液体など
成虫が見られる時期 : 5~10月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

刺されると激痛が走り、 命にかかわることがあります。 8~10月はスズメバチの被害が多くなる季節ですので、 巣には近づかないよう特に注意してください。 黒いものに攻撃してくるので、 黒い服装は避けましょう。 ハチがカチカチといわせながら、 近づいてくると、 慌てないでその場からすぐに離れましょう。 ハチを手で払わないようにしてください。 万が一、 刺された場合は、 傷口を水で洗い流してください。 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。