モウソウチク
タケノホソクロバ
タケやササの葉を白くする毛虫
特徴
ササやタケを食べて育つ黒い小さなガ。 マダラガの一種で、 民家の庭、 公園、 林縁などで普通に見られます。 若い幼虫は集団で葉を食べ、 成長すると分散し、 ゾロゾロ壁などを歩き繭をつくります。
大きさ : 開張20mm
食べ物 : 幼虫はササ類・タケ類の葉 成虫は花の蜜など
成虫が見られる時期 : 5~10月
分布 : 全国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
幼虫は毒の毛があり、 触れると痛みを感じ、 赤くはれ、 やがて強いかゆみに襲われます。 葉の裏に幼虫が隠れていることがありますので、 気をつけてください。 葉が枯れたように白くなっていると要注意です。 刺された場合は、 粘着テープで毛を取り除き、 流水で洗い流してください。