クマザサ

説得力のある白い隈取り

特徴

冬に葉の縁が枯れて白く隈どられるので、 名前に「クマ」が付いたササです。 漢字では熊笹ではなく「隈笹」と書きます。
白い縁取りと中央の緑のコントラストが美しいので庭木として用いられ、 庭園でよく見かけます。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

高さは0.5~2m程まで大きくなります。 地下茎で増えて細い稈(かん・木の幹にあたる部分)をたくさん出します。

  • 鞘を二又に増やしながら大きくなる
    写真 / 2025.1.13 東京都西東京市 ReikoS

  • 地下茎を伸ばして群生する
    写真 / 2023.4.7 神奈川県大磯城山公園 大磯城山公園管理事務所

長さ20~25㎝の細長い葉っぱです。 冬に葉の外側が枯れて白く縁取られ目立ちます。

  • 両面とも毛がなくスベスベの葉っぱ
    写真 / 2022.4.19 千葉県船橋市 MasakoT

  • 裏返しても白い隈取りがクッキリ
    写真 / 2025.1.13 東京都西東京市 ReikoS

  • 葉の付け根のようす
    写真 / 2025.1.13 東京都西東京市 ReikoS

  • 若い葉には白い縁取りは無い
    写真 / 2024.10.10 東京都西東京市 ReikoS

タケやササの仲間は花と実がつく時期は数十年周期とも百年以上の周期ともいわれておりますが、 詳しいことは分っていません。 花が咲くと枯れてしまいます。

幹・枝

稈鞘(元々は筍を包んでいた皮)は長い毛が密生しています。 直径5~8㎜の稈で節はややふくれます。

  • 稈鞘は節間の3分の2程をおおう
    写真 / 2025.1.13 東京都西東京市 ReikoS

  • 毛深い稈鞘がササを見分けるポイント
    写真 / 2025.1.13 東京都西東京市 ReikoS

  • 節から二又に分かれる
    写真 / 2025.1.13 東京都西東京市 ReikoS

人との関わり

葉の白い縁取りと中央の緑のコントラストが美しく、 庭木として用いられます。

  • 寒い時期に林床を彩る白と緑のコントラスト
    写真 / 2022.4.19 千葉県船橋市 MasakoT

名前の由来

冬に葉の縁が白く隈どられることに由ります。 漢字では熊笹ではなく「隈笹」と書きます。

  • 葉の特徴が名の由来
    写真 / 2022.4.19 千葉県船橋市 MasakoT

関わりが深い生き物

葉を食べるチョウやガの幼虫が数種類見られます。
ゴイシシジミの幼虫は、 葉の裏につくアブラムシを食べます。

見られる場所