ナツアカネ

オスは真っ赤(まっか)っかになるアカトンボ

オスは顔(かお)から尾(お)の先(さき)まで全身(ぜんしん)まっ赤(あか)。
写真(しゃしん) / MasakoT
オスは顔(かお)から尾(お)の先(さき)まで全身(ぜんしん)まっ赤(あか)。
写真(しゃしん) / MasakoT
羽化(うか)仕立て(したて)のメス。
胸(むね)の黒い(くろい)線(せん)(矢印(やじるし))がスパッと切れる(きれる)(角(かく)状(じょう))。
写真(しゃしん) / MasakoT
成熟(せいじゅく)したメス。腹部(ふくぶ)の背中(せなか)が赤い(あかい)。
写真(しゃしん) / MasakoT
交尾(こうび)。上(うえ)がオスで下(した)がメス。
写真(しゃしん) / MasakoT
顔(かお)(オス)。
写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

秋(あき)にオスが全身(ぜんしん)まっ赤(あか)になるアカトンボ。 6月(つき)下旬(げじゅん)頃(ごろ)に羽化(うか)し、成熟(せいじゅく)するまで近く(ちかく)の林(はやし)に移っ(うつっ)て過ごし(すごし)ます。メスは、腹部(ふくぶ)の背中(せなか)がやや赤く(あかく)なるものが多く(おおく)、産卵(さんらん)は、空中(くうちゅう)からぱらぱらと卵(たまご)を産み落とし(うみおとし)ます。
　
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)33～41mm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)はミジンコ、ボウフラ、水生(すいせい)昆虫(こんちゅう)など　成虫(せいちゅう)は昆虫(こんちゅう)など
成虫(せいちゅう)が見(み)られる時期(じき) : 6月(つき)下旬(げじゅん)～11月(つき)下旬(げじゅん)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

似(に)た仲間(なかま)との見分け(みわけ)方(かた)

アキアカネと似(に)ていますが、ナツアカネの方(ほう)がやや小さい(ちいさい)です。成熟(せいじゅく)すると、ナツアカネ(オス)は全身(ぜんしん)まっ赤(あか)になりますが、アキアカネ(オス)は腹部(ふくぶ)だけが赤く(あかく)なります。胸(むね)の模様(もよう)も違い(ちがい)ます。

アキアカネ(オス)とナツアカネ(オス)
写真(しゃしん) / MasakoT
アキアカネとナツアカネの胸(むね)の模様(もよう)の違い(ちがい)
(右(みぎ)に頭(あたま)がある)