21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

オオシオカラトンボ

がっしりした(なつ)のトンボ

  • オス。複眼(ふくがん)黒褐色(こっかっしょく)
    ほぼ全体(ぜんたい)(あお)灰色(はいいろ)(こな)をふく。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。腹部(ふくぶ)先端(せんたん)少し(すこし)黒い(くろい)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 若い(わかい)オス。黄色い(きいろい)部分(ぶぶん)青く(あおく)なる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。老熟(ろうじゅく)個体(こたい)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • メス。腹部(ふくぶ)黄色(きいろ)後半(こうはん)黒い(くろい)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • メスの(かお)複眼(ふくがん)黒褐色(こっかっしょく)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • メスは、(たまご)一緒(いっしょ)に、(みず)(まえ)飛ばす(とばす)ようにして産卵(さんらん)するため、腹部(ふくぶ)先端(せんたん)近く(ちかく)((だい)8(せつ))が大きく(おおきく)ふくらんでいる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 交尾(こうび)。オス((みぎ)(じょう))とメス(左下(ひだりした))。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。トカラ列島(れっとう)沖縄(おきなわ)諸島(しょとう)個体(こたい)(ぐん)(べつ)()(しゅ)(沖縄(おきなわ)オオシオカラトンボ)とされている。
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

オスは濃い(こい)水色(みずいろ)で、メスはくすんだ黄色(きいろ)複眼(ふくがん)黒褐色(こっかっしょく)で、オスは成熟(せいじゅく)すると(あお)灰色(はいいろ)(こな)帯び(おび)ます。平地(ひらち)から山地(さんち)まで、周囲(しゅうい)(はやし)囲ま(かこま)れた閉鎖(へいさ)(てき)環境(かんきょう)好み(このみ)汚れ(よごれ)水辺(みずべ)でも()られます。
 
大き(おおき)さ:体長(たいちょう)51~61mm
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)はミジンコ、ボウフラ、水生(すいせい)昆虫(こんちゅう)(しょう)(さかな)など 成虫(せいちゅう)生き(いき)昆虫(こんちゅう)など
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):5(つき)下旬(げじゅん)~11(つき)上旬(じょうじゅん)
分布(ぶんぷ)全国(ぜんこく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

()仲間(なかま)との見分け(みわけ)(かた)

シオカラトンボ()ています。
シオカラトンボのオスは青白く(あおじろく)()(いろ)(あお)緑色(りょくしょく)です。
オオシオカラトンボのオスは青み(あおみ)強く(つよく)()(いろ)黒褐色(こっかっしょく)です。

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