クルマバッタモドキ

草はらでよく見かける「X」模様のバッタ

  • 褐色のタイプ。 褐色のものが多い。
    写真 / 2021.8.21 千葉県松戸市 MasakoT

  • 褐色のタイプ。
    写真 / 2023.9.24 東京都八王子市 MasakoT

  • 緑色のタイプ。
    写真 / 2019.9.12 千葉県船橋市 MasakoT

  • 枯れ葉の中にいると、 目立たない。
    写真 / 2022.8.12 千葉県習志野市 MasakoT

  • 小さなオスと大きなメス。
    写真 / 2024.8.24 千葉県習志野市 MasakoT

  • オス。 後あしの脛節(けいせつ)が赤い。
    写真 / 2022.8.19 東京都八王子市 MasakoT

  • 顔。 ちょっと悪そうに見える。
    写真 / 2021.8.21 千葉県松戸市 MasakoT

  • 後ろばねを広げてみよう。
    黒い帯があり内側が薄い黄色。
    写真 / 2021.8.22 千葉県船橋市 MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / 2020.7.10 千葉県袖ケ浦市 MasakoT

特徴

褐色と緑色の2つのタイプが見られ、 後ばねに半月状の黒い帯があります。 この後ばねの模様が飛んでいるときに車輪が回るように見えることから、 クルマバッタモドキと名づけられました。 草はら、 空き地、 海岸の砂地などで普通に見られます。
 
大きさ : 全長 オス28~45mm メス41~65mm
食べ物 : 雑食性(主にイネ科やカヤツリグサ科の植物の葉) 
成虫が見られる時期 : 7~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

クルマバッタと似ているため、 「モドキ」とつきましたが、 クルマバッタモドキの方が多く、 普通に見られます。
クルマバッタモドキは胸があまり盛り上がりませんが、 クルマバッタは胸が盛り上がっています。
クルマバッタもクルマバッタモドキも、 褐色と緑色のものがいます。

  • 写真 / MasakoT