21世紀の森と広場

オオヒラタシデムシ

地面をはう、 黒い掃除屋さん

  • メス。 地面を歩きまわる。
    メスははねの端が突出する。
    写真 / MasakoT

  • オス。 越冬から目覚めた成虫。
    オスははねの端がまるい。
    写真 / MasakoT

  • 前ばねの下に収納している後ばね。
    写真 / MasakoT

  • 交尾をしている成虫と幼虫。
    幼虫は細長い。
    写真 / MasakoT

  • 葉の上ではあまり見ることはない。
    写真 / MasakoT

  • カエルの死骸に集まっている。
    写真 / MasakoT

  • ミミズの死骸を食べる幼虫。 三葉虫のような姿。 幼虫、 成虫ともに臭い。
    写真 / MasakoT

特徴

黒っぽく、 前ばねに縦すじがある大きなシデムシ。 平地から山地まで普通に生息し、 市街地の公園でも見られます。 地表で暮らし、 「死出虫」の名前の通り、 動物の死骸などを食べて、 自然にかえす役割をもっています。
 
大きさ : 体長18~23mm
食べ物 : 幼虫も成虫も動物の死骸や腐った植物など
成虫が見られる時期 : 4~10月(成虫越冬)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

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