21世紀の森と広場
特徴
春に咲くキク科の帰化植物でよく似ているハルジオンとヒメジョオンは混同されることが多いのですが、ハルジオンの方が早く、早春から咲きだします。花びら(舌状花)の細さや数、茎の葉のつき方、花の時期に根生葉のあるなしなど違いがあるので観察してください。
1920年頃観賞用として導入されたものが全国に広がりました。別名のビンボウギクは手入れされない家の庭に多く見られたこと、テツドウグサは線路沿いに群生したことなどで呼ばれました。
タイプ:キク科の多年草
大きさ:高さ30~100cm
花の時期:3~8月
生育場所:道脇、空き地など
分布:北アメリカ原産の帰化植物 日本全土
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
執筆協力 : 田中ひとみ