埼玉県立秋ヶ瀬公園
ヒメジョオン
初夏にハルジオンからバトンリレー
特徴
ヒメジョオン(姫女苑)はハルジオン(春紫苑)に少し遅れて咲き出し、 夏の盛りを過ぎて秋まで咲き続けます。
ハルジオンより花が少し小さく、 花びらの数が少なめ、 ハルジオンのようにつぼみがうなだれない、 茎は中空でないなどの違いがあります。
江戸時代末(1865年ごろ)に観賞用に導入され、 明治初期には雑草化していたそうです。
ハルジオンとともに日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。
タイプ : キク科の多年草
大きさ : 高さ30~150cm
花の時期 : 6~10月
生育場所 : 開けた緑地、 道脇、 空き地など 都市部でもよく見かける
分布 : 北米原産の帰化植物 日本全土
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
執筆協力 : 田中ひとみ