シロツメクサ

ヨーロッパから来た三つ葉のクローバー 幸運の四葉はあるかな?

  • 葉は3小葉で無毛、 長い柄があって互生する。 小葉には普通白色の線状の斑紋がある。
    写真 / 2022.4.30 茨城県つくば市 htanaka

  • 花の柄は長く、 花は葉の上に出る
    写真 / 2022.5.3 茨城県つくば市 htanaka

  • 花は頭状に集まって1㎝ほどの球になる。 花は通常白いが、 時に淡いピンクの花もある。
    写真 / 2022.5.3 茨城県つくば市 htanaka

  • 花のひとつひとつはマメ科の蝶形花
    写真 / 2022.5.15 茨城県つくば市 htanaka

  • シロツメクサの花には柄がある(ムラサキツメクサはほとんど無柄)
    写真 / 2022.5.15 茨城県つくば市 htanaka

  • 田んぼに生育していたシロツメクサ。 通常よりサイズが大きい。
    写真 / 2022.4.9 茨城県つくば市 htanaka

  • 大きな四つ葉があった。 四つ葉の発生要因については遺伝説と環境説がある。
    写真 / 2022.4.9 茨城県つくば市 htanaka

  • 農道に生育。 田んぼの畔などにもある。 草刈りに強い。
    写真 / 2022.5.3 茨城県つくば市 htanaka

  • 管理によって一面のグランドカバーになる
    写真 / 2022.7.9 茨城県自然博物館 htanaka

特徴

クローバーと呼ばれることが多い帰化植物です。 シロツメクサは白い詰め草の意味で、 江戸時代にオランダから運ばれたガラス器の詰め物として日本に来たことによります。
明治以降、 飼料用に栽培されるなどして日本各地で普通に見られるようになりました。
花が一回り大きくて色が赤紫のムラサキツメクサもよく見られます。

 
タイプ : マメ科の多年草 
大きさ : 高さ10~20cm 
花の時期 : 5~10月
生育場所 : 開けた緑地、 道脇、 空き地など
分布 : ヨーロッパ原産の帰化植物 日本全土

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

体験・遊び

花を摘んで花輪をつくって首飾り、 腕輪などにして遊べます。
四葉を見つけると幸運に恵まれるとの言い伝えも。 押し葉にしてもいいですね。

執筆協力 : 田中ひとみ