ムラサキツメクサ

赤紫色の詰め草 アカツメクサともいう

  • 頭状花は直径約3㎝、 シロツメクサより大きい。 花のすぐ下に1対の葉(3小葉)がある。
    写真 / 2022.5.4 筑波実験植物園 htanaka

  • 茎が立ちあがって花が咲く。 葉には縁や裏面に毛がある。
    写真 / 2022.5.4 筑波実験植物園 htanaka

  • 頭状花は密集して咲く
    写真 / 2022.4.27 つくば市松代 htanaka

  • 花には柄がほとんどない。 がくの裂片の一つがトゲ状に長い。
    写真 / 2022.5.15 つくば市松代 htanaka

  • がくには長毛が多い
    写真 / 2022.5.15 つくば市松代 htanaka

  • 偏って咲いている。 つぼみの長いがく裂片が目立つ。
    写真 / 20224.27 つくば市松代 htanaka

  • ムラサキツメクサは葉のある茎の先に咲く。 シロツメクサの花柄は長く葉はない。
    写真 / 2022.5.15 つくば市松代 htanaka

特徴

世界中の温帯域で飼料として栽培され、 また、 広く帰化しています。 赤紫色の花はシロツメクサに比べて大型で、 全草に毛が多いのも違います。 日本では明治の初めから各地で栽培され、 現在では市街地の道脇から山岳地帯の道路沿いにまでごく普通に見られます。

  
タイプ : マメ科の多年草 
大きさ : 高さ30~70cm 
花の時期 : 5~8月
生育場所 : 開けた緑地、 道脇、 空き地など
分布 : ヨーロッパ原産の帰化植物 日本全土

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ