ヒルザキツキミソウ

昼も咲いてる月見草

  • 花は白~淡紅色で、 花弁は4枚、 縁の色が濃い
    写真 / 2022.5.15 茨城県つくば市 htananka

  • つぼみの時は下を向いてうなだれているよう
    写真 / 2022.5.3 茨城県つくば市 htananka

  • 横に走る根茎から多数の茎を出して群生する。 夕方目立っていた。
    写真 / 2022.5.15 茨城県つくば市 htananka

  • がくはクリーム色で赤い筋がありきれい
    写真 / 2022.5.3 茨城県つくば市 htananka

  • 4枚のがくが頂部で合着している

  • たくさんの花粉が皿状の花にこぼれている。
    雌しべの先端は十字形になる。
    写真 / 2022.5.3 茨城県つくば市 htananka

  • ちょうど正午ごろの様子。
    写真 / 2022.5.4 茨城県筑波実験植物園 htananka

特徴

月見草はマツヨイグサ属の植物全般を指す呼び名で、 多くの種が夕方咲いて朝にはしぼむ中で、 日中も咲いているので、 昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)と名付けられました。 淡いピンクの花がきれいで、 鑑賞用に導入され栽培もされており、 野生化も各所で見られます。
観察記録では未明に開花し、 2日目の正午ごろから閉じ始めて夜7時に完全に閉じたそうです。 昼も夜も咲いている花、 いつどんな虫がやって来るのでしょうか?
真夏には花が終わってしまいますが、 近縁のユウゲショウは夏中咲き続けます。

  
  
タイプ : アカバナ科マツヨイグサ属の多年草 
大きさ : 高さ20~60cm 花の径4~5cm
花の時期 : 5~7月
生育場所 : 道脇、 空き地など
タイプ : アカバナ科マツヨイグサ属の多年草 
大きさ : 高さ20~60cm 花の径4~5cm
花の時期 : 5~7月
生育場所 : 道脇、 空き地など
分布 : 北米原産の帰化植物

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ