21世紀の森と広場

ヤブカラシ

甘い蜜をどうぞ!

  • 花の集まり。 花はぽつぽつと咲くので、 長い間どれかが咲いている。
    葉は5小葉で先が丸い。
    写真 / htanaka

  • 花びらは4枚で黄緑色。 すぐに落ちてしまう。 雄しべ4本。
    花盤は橙色でよく発達する。
    写真 / htanaka

  • 花にアリが集まっていた
    写真 / htanaka

  • 蜜の出ている花に群がるアリ
    写真 / htanaka

  • マメコガネもやってきた
    写真 / htanaka

  • つるがどんどん伸びる
    写真 / htanaka

  • 繁茂して土手の藪を被う
    写真 / htanaka

特徴

ほかの植物の上にかぶさるようにつるをのばし、 最後には、 やぶまで枯らすことから、 ヤブカラシ(藪枯らし)の名がつきました。 ビンボウカズラ、 ヤブタオシという別名もあります。
花のオレンジ色の部分に蜜が出てきて、 昆虫を引きつけます。
  
タイプ : ブドウ科のつる性多年草
大きさ : 花の径約5mm
花の時期 : 6-8月
生育場所 : 畑、 やぶ、 山野の草地、 道端
分布 : 北海道(西部)~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

体験・遊び

昆虫になった気分で蜜をなめてみましょう。 花のオレンジ色の部分が光っていたら、 指先でさわってその指をなめてみましょう。 砂糖のように甘いですよ。

  • 花のオレンジ色の部分に蜜が出ています。
    写真 / htanaka

執筆協力 : 田中ひとみ

21世紀の森と広場 基本情報