初夏、 葉が開き切らないうちに茎ごと採取し、 塩ゆでして、 おひたしやサラダ、 あえ物、 油いためなどで食べられます。 柔らかい茎の薄皮をむいて生食もできるそうです。
特徴
葉がミョウガによく似ていて林内のやぶ地などうす暗いところに生えるのでヤブミョウガと名がつきました。 しかし、 ショウガ科のミョウガとは花の構造も花がつく位置も全くちがって、 異なる植物です。
うす暗い夏の林の中に白い花が群れ咲き、 秋の実もつややかできれいです。
タイプ : ツユクサ科の多年草
大きさ : 高さ 50-100cm、 花の径7~10mm、 葉の長さ10~30cm
花の時期 : 8-9月
生育場所 : 暖地の林内
分布 : 本州(関東以西)、 四国、 九州 中国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
体験・遊び
執筆協力 : 田中ひとみ