21世紀の森と広場
特徴
夏の終わりごろから道ばたの草地に小さな花を咲かせる光景がよく見られます。由来は諸説ありますが、唇のような花の形を子ぎつねの頭とするもの、長い花穂をキツネのしっぽに見立てたとするものなどがあります。孫という名前から派生して、キツネノメマゴやキツネノヒマゴという近縁種が南西諸島以南に自生していたりします。
タイプ:キツネノマゴ科の一年草
大きさ:高さ 10-40cm、花の長さ約5mm
花の時期:8-10月
生育場所:路傍の草地や林縁
分布:本州~九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
見られる散歩道
執筆協力 : 田中ひとみ