ヒラタケ

寒さに強いきのこ。

  • コナラの枯れ木に生えるヒラタケ。
    写真 / 2015.11.7 長野県野沢温泉村 大作晃一

  • 傘は初め黒色や青色をおびる。 似たきのこのウスヒラタケとの大きなちがい。
    写真 / 2009.10.30 新潟県柏崎市 大作晃一

  • 傘はひらくと灰色や褐色になる。
    写真 / 2015.11.5 長野県野沢温泉村 大作晃一

  • 傘の表面は平滑。
    写真 / 2015.11.5 長野県野沢温泉村 大作晃一

  • 傘の横に短い柄がつく。
    写真 / 2015.11.5 長野県野沢温泉村 大作晃一

  • ひだは白色から灰色をおびる。
    写真 / 2015.11.5 長野県野沢温泉村 大作晃一

  • 傘の中心付近の肉は厚い。
    写真 / 2015.11.5 長野県野沢温泉村 大作晃一

  • 傘がほとんど白色になるものもある。
    写真 / 2013.11.9 千葉県野田市 大作晃一

  • 雪がつもっても生長を続けるヒラタケ。
    写真 / 2015.12.28 長野県野沢温泉村 大作晃一

特徴

傘の肉が厚く、 優秀な食用きのこで人工栽培されています。 似たきのこのウスヒラタケは夏から初秋によく発生するのに対して、 ヒラタケは晩秋から冬によく発生します。 寒さに強く、 カンタケと呼ばれたりもします。
 
大きさ : 傘の直径は5~15cm
生える時期 : 晩秋~春
生える場所 : 広葉樹、 まれに針葉樹の枯れ木の上。

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

傘の横に柄のつくやわらかいきのこ

ハラタケ目 ヒラタケ科 : ヒラタケ、 ウスヒラタケトキイロヒラタケ
ハラタケ目 ツキヨタケ科 : ツキヨタケ
ハラタケ目 ホウライタケ科 : スギヒラタケ
ハラタケ目 クヌギタケ科 : ワサビタケ
ハラタケ目 ガマホタケ科 : ムキタケヒメカバイロタケモドキ

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。