オオハナワラビ

(はな)咲い(さい)ているような姿(すがた)のシダ

  • 低地(ていち)林内(りんない)多い(おおい)
    (あき)から(はる)にかけて()られる(ふゆ)(みどり)(せい)
    写真(しゃしん) / 2024.2.25 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 胞子(ほうし)()栄養(えいよう)()共通(きょうつう)()から分かれる(わかれる)
    栄養(えいよう)()()はあまり長く(ながく)ない。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 栄養(えいよう)()
    ()(しゅ)とくらべて平面(へいめん)(てき)につける。
    写真(しゃしん) / 2024.2.25 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 栄養(えいよう)()拡大(かくだい)
    粗い(あらい)鋸歯(きょし)目立つ(めだつ)
    写真(しゃしん) / 2020.11.22 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 栄養(えいよう)()裏面(りめん)
    ()はほとんどない。
    写真(しゃしん) / 2024.2.25 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 胞子(ほうし)()
    軽く(かるく)叩く(たたく)胞子(ほうし)飛ぶ(とぶ)
    写真(しゃしん) / 2020.11.22 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 分かれ(わかれ)ている部分(ぶぶん)拡大(かくだい)
    (した)共通(きょうつう)()は担葉(たい)(たんようたい)という。
    写真(しゃしん) / 2022.10.17 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • たくさん集まっ(あつまっ)生え(はえ)ていることも。
    写真(しゃしん) / 2023.2.26 神奈川(かながわ)(けん)横浜(よこはま)() S.Ikeda

  • 未熟(みじゅく)であったり、胞子(ほうし)()()枯れ(かれ)(のち)だと栄養(えいよう)()のみになる。この姿(すがた)もよく見る(みる)
    写真(しゃしん) / 2022.4.20 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 新芽(しんめ)
    2つ同時に(どうじに)()ている。
    写真(しゃしん) / 2021.9.12 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

特徴(とくちょう)

最も(もっとも)普通(ふつう)()られるハナワラビの仲間(なかま)のシダ。(はな)咲い(さい)ているような姿(すがた)特徴(とくちょう)で、(ふゆ)近づい(ちかづい)てくると()出し(だし)ます。()フユノハナワラビなどとは、栄養(えいよう)()平面(へいめん)(てき)で、フチのギザギザ(鋸歯(きょし))が鋭い(するどい)ことなどで見分け(みわけ)られます。
 
(たか)さ:30cmほど
観察(かんさつ)時期(じき)(あき)(はる)((ふゆ)(みどり)(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ)(てい)(やま)林内(りんない)
分布(ぶんぷ)日本(にっぽん)(本州(ほんしゅう), 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう)), 朝鮮(ちょうせん), 中国(ちゅうごく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

ハナワラビの仲間(なかま)

この仲間(なかま)(はな)のように見える(みえる)胞子(ほうし)飛ばす(とばす)胞子(ほうし)()(ほうしよう)と、光合成(こうごうせい)のみする栄養(えいよう)()(えいようよう)が共通(きょうつう)()から分かれ(わかれ)ている姿(すがた)独特(どくとく)です。()たハナヤスリの仲間(なかま)()切れ込み(きれこみ)ません。
 
日本(にっぽん)(たね)では大きく(おおきく)3つ、(なつ)()出し(だし)栄養(えいよう)()()がないナツノハナワラビ仲間(なかま)高山(こうざん)多い(おおい)ヒメハナワラビの仲間(なかま)低地(ていち)多く(おおく)(ふゆ)または(いち)(ねん)中葉(ちゅうよう)出す(だす)オオハナワラビの仲間(なかま)分け(わけ)られることが多い(おおい)ですが、現在(げんざい)分類(ぶんるい)ははっきりとわかっていません。