ナツノハナワラビ

暑い季節に葉を出すよ!

  • 林内にぽつんと生えていることが多い。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 幼株の葉。
    根茎を直立させて葉を出す。
    写真 / 2022.4 千葉県 S.Ikeda

  • 栄養葉。
    水平に広げる。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 栄養葉の基部に柄はほとんどない。
    オオハナワラビフユノハナワラビと大きく異なる点。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 栄養葉の羽片。
    ナガホノナツノハナワラビより細かく切れ込む。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 基部近くの小羽片の基部。
    矢印のようにはっきりとした柄がある。
    表面に毛はない。
    写真 / 2023.6 千葉県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    毛はない。
    鋸歯がよく尖る。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 胞子葉。
    花が咲いているように見える。
    ナガホとは同じくらいの長さだが、 羽片が横に広がる。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 胞子葉の1つの羽片。
    ナガホより長い。
    さらに短い小羽片が広がる。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 栄養葉と胞子葉の共通の柄。
    担葉体(たんようたい)という。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 担葉体。
    鱗片や毛がなくてツルツル。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 秋になると枯れ始める。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 春に出始めた若葉。
    写真 / 2023.3 千葉県 .Ikeda

  • 平面写真。
    胞子葉と栄養葉が共通の柄から分かれる。
    写真 / S.Ikeda

特徴

落葉樹林やスギ林の土上に生えるシダ。 花が咲いているような姿が特徴で、 夏頃に葉を出します。 切れ細かな葉が涼しげな印象を与えます。 オオハナワラビフユノハナワラビと違って、 栄養葉に柄はありません。
 
高さ : 20~30cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の林床
分布 : 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、極東ロシア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

似た仲間との見分け方

ナガホノナツノハナワラビによく似ています。
ナガホノナツノハナワラビは栄養葉の切れ込みが浅めで鋸歯があまり尖らず、 ②胞子葉の羽片は短めであまり横に広がらず、 ③柄などに毛が多くつきます。

  • 2種の比較。
    並んでいるとわかりやすい。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

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