タチヒダゴケ

木の幹にぽつぽつと生える!

  • マルバヤナギの枝に生えていた。
    胞子体をたくさんつける。
    写真 / 2022.12.24 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉は乾いていると茎に圧着する。
    写真 / 2022.12.24 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 湿っていると葉を広げる。
    写真 / 2022.2.7 千葉県佐倉市 S.Ikeda

  • 10円玉と比べるとこんなに小さい。
    写真 / 2022.12.24 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 周囲にヒナノハイゴケが平たく生えている。
    中央のタチヒダゴケは塊になって生える。
    写真 / 2023.3.5 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 蒴は大きくて、 帽はタテにヒダが入る。
    ドングリにも似ている?
    写真 / S.Ikeda

  • 1枚の葉。 長さ1.5~2.5mmほど。
    中肋は葉先近くに達する。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉身細胞は10㎛ほどで丸みがある。
    写真 / S.Ikeda

特徴

木の幹によく小さな塊をつくっているコケです。 蒴(さく)を覆っている帽(ぼう)にヒダが入っている姿がまるでニット帽をかぶっているようでかわいらしいです。
 
大きさ : 1cmほど
観察の時期 : 一年中
生える場所 : 日当たりのよい樹幹
分布 : 本州~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

同じく幹に生える身近なコケでは
ヒナノハイゴケは蒴がより小さく、 葉先が細くて透明。 よく平面状に生える。
サヤゴケは蒴柄が長く、 サヤ状の雌苞葉(しほうよう)がそれを包む。