同じく幹に生える身近なコケでは
・サヤゴケは蒴柄が長く、 サヤ状の雌苞葉(しほうよう)がそれを包む。 葉先は透明にならない。
・タチヒダゴケは蒴がより大きめで、 塊状になって生える。 葉先は透明にならない。
ヒナノハイゴケ
木の幹にツブがたくさん!?
特徴
身近にありふれたコケの1つ。 しばしば街路樹のケヤキやサクラの幹を覆って白っぽい蒴(さく)をたくさんつけます。 蒴の帽が外れると中央が赤っぽく見え、 その姿から「クチベニゴケ」の別名もあります。
大きさ : 高さ1cmほど
観察の時期 : 一年中
生える場所 : 低地の樹幹
分布 : 北海道~九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。