キランソウ

別名(べつめい)ジゴクノカマノフタの意味(いみ)は?

  • (はな)(あお)紫色(むらさきいろ)紫色(むらさきいろ)で、 (なが)(やく)1㎝の(くちびる)(がた)(はな)
    写真(しゃしん) / 2016.4.20 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

  • 全体(ぜんたい)()多い(おおい)(くちびる)(がた)(はな)上下(じょうげ)二つ(ふたつ)分かれ(わかれ)上唇(うわくちびる)(しも)(くちびる)よりもごく小さい(ちいさい)(しも)(くちびる)大きく(おおきく)、 3裂し中央(ちゅうおう)の裂片が長い(ながい)
    写真(しゃしん) / 2022.4.2 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • ランナーを出し(だし)広がっ(ひろがっ)て、 大きな(おおきな)(かぶ)になる。 ()対生(たいせい)(えん)には波状(はじょう)のあらい鋸歯(きょし)がある。
    写真(しゃしん) / 2022.4.2 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

特徴(とくちょう)

古く(ふるく)から民間(みんかん)(やく)とされた野草(やそう)で、 様々(さまざま)効用(こうよう)があることから、 別名(べつめい)ジゴクノカマノフタ(地獄(じごく)(かま)(ふた))、 イシャイラズ(医者(いしゃ)要ら(いら)ず)とも呼ば(よば)れてきました。 地面(じめん)張り付く(はりつく)ように広がり(ひろがり)大きな(おおきな)(かぶ)となる様子(ようす)は、 まるで地面(じめん)(ふた)(ふた)をしたように見え(みえ)ます。 ジュウニヒトエとの()雑種(ざっしゅ)ができることがあり、 ジュウニキランソウと呼ば(よば)れます。
  
タイプ : シソ()キランソウ(ぞく)多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ 5-10cm、 (はな)(なが)(やく)1cm
(はな)時期(じき) : 3-5(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 道ばた(みちばた)土手(どて)山麓(さんろく)日当たり(ひあたり)のよい場所(ばしょ)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)琉球(りゅうきゅう)奄美(あまみ)大島(おおしま)以北(いほく)) 朝鮮半島(ちょうせんはんとう)台湾(たいわん)中国(ちゅうごく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ