オギ

ススキよりふわふわした穂

  • 株になるススキと違って、 株にならない。 根茎が広がって茎を出し大きな群落をつくる。
    写真 / 2023.10.7 茨城県つくば市 htanaka

  • 穂(花序)には長い毛のついた小穂が多数並ぶ。
    写真 / 2023.10.7 茨城県つくば市 htanaka

  • 穂は純白でススキよりふわふわしている。
    写真 / 2023.10.11 茨城県つくば市 htanaka

  • 小穂の先にはノギがほとんどなく、 ススキと見分けられる。
    写真 / 2023.10.11 茨城県つくば市 htanaka

  • 河畔などで高く生育する。 ススキ同様、 刈り取って茅として利用された。
    写真 / 2023.12.17 茨城県桜川市 htanaka

  • 湖畔に群生する初冬のオギ群落
    写真 / 2023.12.17 茨城県桜川市 htanaka

特徴

ススキによく似ていますが、 株にならないことと、 穂に並ぶ長い毛のある小穂の先にノギがないことで見分けられます。 ススキより湿った場所に群生します。
 
タイプ : イネ科ススキ属の多年草
大きさ : 高さ 100-250cm、 穂の長さ20-40cm
花の時期 : 9-10月
生育場所 : 河畔、 湖畔、 田んぼの湿地など
分布 : 北海道~九州、 朝鮮半島、 中国(北部・東部)、 ウスリー

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ