ギフベニシダはギフと名がついているように、 岐阜県が由来のシダです。 そんなことから、 日本シダの会が都道府県ごとにゆかりのあるシダを1種ずつ定める「郷土のシダ」では、 岐阜のシダに選ばれています。
ところが、 その学名はDryopteris kinkiensisと、 種小名の意味は近畿。 これは京都産の標本をもとに命名されたからです。 学名は世界共通の名前であり、 日本以外の国からすれば「近畿地方のシダ」というイメージの方がつきやすそうです。
ギフベニシダ
岐阜にちなんだ人里好きのシダ
