()紹介(しょうかい)

オニグルミ

身近(みぢか)自生(じせい)する食べ(たべ)られるクルミ

()自己(じこ)紹介(しょうかい)

(さわ)川辺(かわべ)分布(ぶんぷ)する野生(やせい)のクルミです。(たね)硬い(かたい)(から)につつまれていますが、栄養(えいよう)があって、リスやノネズミなどの食べ物(たべもの)になります。また縄文(じょうもん)時代(じだい)から(ひと)にとって重要(じゅうよう)食べ物(たべもの)でした。

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

(たか)さ7~10m。()低い(ひくい)()(わり)には、太い(ふとい)(えだ)独特(どくとく)(かたち)大きな(おおきな)葉っぱ(はっぱ)がついているので目立ち(めだち)ます。

  • ()大きく(おおきく)なると(えだ)垂れ下がる(たれさがる)
    千葉(ちば)(けん)若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.7.31

()

小さな(ちいさな)()(しょう)())が同じ(おなじ)ところから2(まい)ずつセットになって付き(つき)ます。小さな(ちいさな)()(はね)(じょう)集まり(あつまり)が、本来(ほんらい)(いち)(まい)()にあたります。
(えん)には細かい(こまかい)ギザギザがあります。

  • (しょう)()は、付け根(つけね)近い(ちかい)(ほう)小さい(ちいさい)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.9.22

  • ()は、四方(しほう)広がる(ひろがる)ようにつく。
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.6.20

(はな)

(はる)()()てくると同時に(どうじに)咲き(さき)ます。
雄花(おばな)は、ひも(じょう)です。(えだ)垂れ下がる(たれさがる)ように咲き(さき)ます。
雌花(めばな)赤色(あかいろ)(えだ)(さき)咲き(さき)ます。
雄花(おばな)雌花(めばな)咲く(さく)時期(じき)がずれています。どちらが(さき)咲く(さく)かは()によって違い(ちがい)ます。

  • 雌花(めばな)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.5.1

  • 雄花(おばな)のつぼみ
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.3.26

()

(あき)(たまご)(がた)緑色(りょくしょく)()(ぼう)(じょう)実り(みのり)ます。(なか)(たね)硬い(かたい)(から)につつまれています。
この実は(じつは)(みず)動物(どうぶつ)両方(りょうほう)(ちから)借り(かり)遠く(とおく)運ば(はこば)れると考え(かんがえ)られます。
水辺(みずべ)生える(はえる)ことの多い(おおい)オニグルミの実は(じつは)大雨(おおあめ)降る(ふる)()から落ち(おち)ます。(みず)流さ(ながさ)れて岸辺(きしべ)流れ着い(ながれつい)実は(じつは)周り(まわり)(みどり)部分(ぶぶん)割れ(われ)(なか)から硬い(かたい)(たね)()てきます。
硬い(かたい)(から)種子(しゅし)は、リスやノネズミが割っ(わっ)食べ(たべ)ますが、それらの動物(どうぶつ)貯蔵(ちょぞう)のために()埋め(うめ)(たね)から()()てきます。

  • 大きな(おおきな)()(ぼう)になって実る(みのる)(なか)(たね)が1()入っ(はいっ)ているが、熟し(じゅくし)ても自然(しぜん)割れ(われ)てくることはない。
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.7.30

  • (みどり)()(なか)には硬く(かたく)厚い(あつい)(から)(たね)入っ(はいっ)ている
    撮影(さつえい)MayaN/2021.07.29

  • オニグルミの(から)割る(われる)(なか)から食べ(たべ)られる柔らかい(やわらかい)部分(ぶぶん)()てくる。
    撮影(さつえい)MayaN/2021.07.30

  • オニグルミの()硬い(かたい)(から)割っ(わっ)中身(なかみ)食べる(たべる)エゾリス
    北海道(ほっかいどう)札幌(さっぽろ)()/撮影(さつえい)MisakoH/2021.9.10

(みき)

暗い(くらい)灰色(はいいろ)(たて)割れ目(われめ)がある。

  • 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.11.12

冬芽(とうが)

冬芽(とうが)()(こん)は、帽子(ぼうし)をかぶった(ひと)(かお)のようで面白い(おもしろい)です。
雄花(おばな)()はソーセージ(がた)目立ち(めだち)ます。

  • ふわふわの冬芽(とうが)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.3.11

  • 雄花(おばな)冬芽(とうが)はソーセージ(がた)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.2.10

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

クルミの()(うら)にはいろいろな(むし)隠れ(かくれ)ていますので、探し(さがし)てみましょう。クルミハムシの幼虫(ようちゅう)は、葉脈(ようみゃく)だけ残し(のこし)て、()食べ(たべ)つくすことがあります。初夏(しょか)(あき)、アミメリンガというきれいなガが()られることがあります。

  • クルミハムシの成虫(せいちゅう)(さなぎ) ぶらさがっているのは(さなぎ)
    千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.5.12

  • カメノコテントウ 大きな(おおきな)テントウムシで、クルミハムシの幼虫(ようちゅう)食べ(たべ)にやってくる
    撮影(さつえい)MasakoT

  • アミメリンガ(中型(ちゅうがた)) (もう)()模様(もよう)のきれいなガ
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MasakoT/2019.9.3

(ひと)との関わり(かかわり)

日本(にっぽん)自生(じせい)するクルミで食用(しょくよう)となるのはオニグルミだけです。一般(いっぱん)市販(しはん)され、食べ(たべ)られているのはカシグルミ(イラン・ヨーロッパ原産(げんさん))です。
・オニグルミの木材(もくざい)柔らかい(やわらかい)けれど強度(きょうど)があり家具(かぐ)(ざい)建築(けんちく)(ざい)になります。(じゅう)(じゅう)の取っ手(とって)にも使わ(つかわ)れます。

  • カシグルミは()(から)(しわ)少な(すくな)いくて、オニグルミよりずっと割り(わり)やすい。
    撮影(さつえい)MayaN/2021.7.29

名前(なまえ)由来(ゆらい)

「クルミ」は、中国(ちゅうごく)())から入っ(はいっ)てきたクルミを「()()」(くれのみ)と呼ん(よん)だことから変化(へんか)したという(せつ)があります。
(たね)表面(ひょうめん)模様(もよう)(おに)(かお)見える(みえる)ことや、果実(かじつ)大きい(おおきい)こと、(たね)(から)硬い(かたい)ことから「(おに)」グルミと呼ば(よば)れるようになりました。

  • オニグルミの(たね)。シワシワの(から)(おに)(かお)のよう?
    福島(ふくしま)(けん)桧枝岐(ひのえまた)(むら)/撮影(さつえい)MayaN/2020.8.22

その他(そのた)情報(じょうほう)

オニグルミの(たね)(から)非常(ひじょう)硬く(かたく)割る(われる)のがなかなか大変(たいへん)です。

  • (なま)(たね)万力(まんりき)(まんりき:ねじ(しき)器具(きぐ))を使っ(つかっ)砕い(くだい)ている様子(ようす)
    千葉(ちば)()美浜(みはま)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.8.8