成長すると高さ5m程に成ります。よく枝が分かれます。
花や葉がよく似ているトウネズミモチより成長がゆっくりで背が低いです。

ネズミモチ
秋にみのる黒い実がネズミのウ〇チみたい☆

ネズミモチの特徴
秋に実る細長い黒い実がネズミのウ〇チのようなので、「ネズミ」と名前につきました。そんな名前がついていますが、熟した実は日干しして漢方薬に使われ、コーヒーの代用にもなります。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
4-8cmで厚みがあって先がとがります。皮質でツルツルと光沢があります。トウネズミモチとよく似ていますが、ネズミモチの葉は日に透かしても葉脈が見えません。
花
初夏に枝先に香りのよい白い小さな花を一度に沢山咲かせます。似た花を咲かせるトウネズミモチよりも花は1か月ほど早いです。
実
長細い丸の実を沢山つけます。10~12月頃、黒紫色に熟します。熟した実は日干しして漢方薬に使われ、コーヒーの代用にもなります。
幹
灰褐色で、楕円形の皮目(樹皮の割れ目)が多くあります。
冬芽
赤茶色の芽鱗(がりん・魚の鱗のような形をしており、何枚も重ねて芽を守っている)に包まれています。
人との関わり
熟した実は日干しして漢方薬に使われ、コーヒーの代用にもなります。
名前の由来
実が「ネズミ」のウンチに、葉が「モチノキ」に似ていることから「鼠餅(ねずみもち)」という名前になったといわれています。
その他の情報
堅強な性質を持ち都市部の環境でも耐えることから、垣根や緑地に植えられます。
関わりが深い生き物
花は香りがあり、いろいろな虫が集まります。イボタガは、早春、雑木林などで見られる大きなガで、街中では見られません。シモフリスズメやシマケンモンなど数種類のガは市街地の公園でも見られますので探してみてください。冬、ヒヨドリやムクドリが押し寄せ、実を食べます。
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