()紹介(しょうかい)

ハンノキ

湿地(しっち)のメインキャスト

()自己(じこ)紹介(しょうかい)

湿地(しっち)のメインキャストと言える(いえる)()です。
()(みき)にとくべつな仕組み(しくみ)をもっているため()()生え(はえ)られないような水辺(みずべ)にも生息(せいそく)しています。
(むかし)田んぼ(たんぼ)(わき)植え(うえ)られ、(いね)干す(ほす)のに使わ(つかわ)れました。

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

水辺(みずべ)でのびのびと成長(せいちょう)します。
成長(せいちょう)早く(はやく)10(ねん)ほどで10mまで成長(せいちょう)するのですが、30(ねん)ほどで枯れ(かれ)てしまう()多く(おおく)()(なか)では短命(たんめい)です。

  • (かわ)沿い(ぞい)伸び伸び(のびのび)育つ(そだつ)
    撮影(さつえい)庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア

  • 真冬(まふゆ)(はな)咲かせよ(さかせよ)うとするハンノキ。
    沢山(たくさん)(とり)訪れ(おとずれ)ていた。
    千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.1.21

  • 北国(きたぐに)立派(りっぱ)なハンノキ。
    北海道(ほっかいどう)札幌(さっぽろ)()/撮影(さつえい)YukiSano/2021.2.9

()

ふちには不揃い(ふぞろい)浅い(あさい)切れ込み(きれこみ)があります。
ハンノキの()落葉(らくよう)するまで緑色(りょくしょく)です。紅葉(こうよう)黄葉(こうよう))はしません。

  • 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.9.22

(はな)

真冬(まふゆ)咲き(さき)ます。
同じ(おなじ)()雄花(おばな)雌花(めばな)咲き(さき)ます。
雄花(おばな)(えだ)(さき)(ほう)咲き(さき)雌花(めばな)同じ(おなじ)(えだ)(した)(ほう)咲き(さき)ます。
花粉(かふん)(かぜ)運ば(はこば)れます。
ハンノキは花粉(かふん)遠く(とおく)飛ばす(とばす)ため、(かぜ)強く(つよく)()()のない真冬(まふゆ)(はな)咲かせる(さかせる)考え(かんがえ)られています。

  • 真冬(まふゆ)(はな)咲い(さい)ている様子(ようす)()がまだ残っ(のこっ)ている
    千葉(ちば)(けん)(かしわ)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.2.9

  • (えだ)先端(せんたん)咲く(さく)雄花(おばな)(かぜ)花粉(かふん)飛ばす(とばす)
    千葉(ちば)(けん)(かしわ)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.2.9

  • 雌花(めばな)先端(せんたん)垂れ下がっ(たれさがっ)咲く(さく)雄花(おばな)下方(かほう)にひっそりと咲く(さく)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.2.10

()

小さな(ちいさな)松ぼっくり(まつぼっくり)のような()がなります。(なか)には小さな(ちいさな)(たね)挟まっ(はさまっ)ています。

  • 埼玉(さいたま)(けん)川口(かわぐち)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.12.19

(みき)

(みき)には裂け目(さけめ)があります。
(みず)につかると、この裂け目(さけめ)から空気(くうき)取込み(とりこみ)()送る(おくる)言わ(いわ)れています。

  • 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.9.22

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

マヒワは、ハンノキの(たね)大好き(だいすき)(ふゆ)(はる)によく食べ(たべ)ているのがみられます。ミドリシジミは、6-7(つき)()られます。オスは翅を広げる(ひろげる)緑色(りょくしょく)輝き(かがやき)きれいです。幼虫(ようちゅう)は、ギョウザのように()をたたんだ(なか)にいます。(はる)から(なつ)には、るり(しょく)のちょっと太っちょ(ふとっちょ)なハンノキハムシが()食べ(たべ)ます。

  • マヒワはハンノキの(たね)大好き(だいすき)
    埼玉(さいたま)(けん)さいたま()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.3.

  • ミドリシジミ(小型(こがた)(ちょう)
    千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)()/撮影(さつえい)MasakoT/2008.6.28

  • ミドリシジミの幼虫(ようちゅう)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()/撮影(さつえい)MasakoT/2015.5.7

  • ハンノキハムシ
    千葉(ちば)(けん)千葉(ちば)()/撮影(さつえい)MasakoT/2020.3.24

名前(なまえ)由来(ゆらい)

開墾(かいこん)することを墾(はり)と言い(いい)、そこから「墾の()(はりのき)」→「ハンノキ」になったのではないかと言わ(いわ)れている。

その他(そのた)情報(じょうほう)

ハンノキの()共生(きょうせい)する根粒(こんりゅう)(きん)空気(くうき)(ちゅう)窒素(ちっそ)固定(こてい)することがでます。そのためハンノキは栄養(えいよう)乏しい(とぼしい)湿地(しっち)でも成長(せいちょう)することができます。
またハンノキは、(みき)(かわ)()からも空気(くうき)取り込む(とりこむ)ことができ、(みず)につかってしまった()空気(くうき)をおくることができるのです。このような能力(のうりょく)をハンノキは獲得(かくとく)して、()()進出(しんしゅつ)できない水辺(みずべ)でのびのびと生き(いき)ているのです。

北海道(ほっかいどう)国有(こくゆう)(りん)など自然(しぜん)状態(じょうたい)湿地(しっち)河畔(かはん)(りん)残っ(のこっ)ている場所(ばしょ)にハンノキは多く(おおく)生え(はえ)ています。スギがほとんど生え(はえ)ていない北海道(ほっかいどう)では、ハンノキの花粉(かふん)花粉(かふん)(しょう)(おも)原因(げんいん)になっています。