ヒロバフユエダシャクに似ています。
ヒロバフユエダシャクのオスは、 大型で、 前ばねは大きめです。
シロフフユエダシャクのオスは、 小型で、 前ばねは細めです。

シロフフユエダシャク
くっきりした波模様のフユエダシャク
特徴
エダシャクの仲間。 冬に現れるフユシャク。 平地~山地に生息し、 雑木林などで普通に見られます。 オスの前ばねの色は個体差があり、 黒い線がくっきりしています。 メスは小さなはねがちょこっとついています。
大きさ : オス開張21~32mm メス体長7~10mm
食べ物 : 幼虫はブナ科植物(コナラ、 クヌギ、 ミズナラなど)の葉
成虫が見られる時期 : 1~4月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
似た仲間との見分け方
フユシャクとは
フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 エサをとりません。