低地の林内で見られる。
これは栄養葉。
写真 / 2025.5 千葉県 S.Ikeda

胞子葉。
よりすき間が広め。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

根茎を長くはって葉を出す。
栄養葉は地に伏せ、 胞子葉は立ち上がる。
右や奥の切れ込み深い葉は別種のハシゴシダ。
写真 / 2025.5 千葉県 S.Ikeda

葉先。
ややなだらかに細く伸びる。
写真 / 2025.5 千葉県 S.Ikeda

羽片。
セイタカシケシダに似てやや厚めで、 表面はツヤがなくサラサラした質感。
羽片先はよく尖る。
写真 / 2025.5 千葉県 S.Ikeda

最下羽片。
フモトシケシダに似て、 一番長くなる。
八の字状に下向きになることが多い。
写真 / 2025.5 千葉県 S.Ikeda

裂片。
先はやや丸みがあり、 波状の鋸歯がある。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

表面はフモトシケシダに似て、 毛が多い。
シケシダは脈を除いてほぼ無毛。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

葉裏。
胞子葉は胞子のう群をつける。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

胞子のう群は楕円形で、 やや脈寄りにつく。
包膜も楕円形で、 若い時はフチが内側に曲がる。
セイタカシケシダに似て、 包膜表面に毛が散生。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

熟した胞子のう群の包膜をめくったもの。
胞子のうは発達不良の小さいものが多い。
写真 / 2022.8 千葉県 S.Ikeda

葉柄基部。
茶色い鱗片がつく。
フモトシケシダに似て、 葉柄は黒っぽいことが多い。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

葉軸。
鱗片は少ないが、 短い毛が多い。
写真 / 2025.6 千葉県 S.Ikeda

新芽。
この時は白っぽい鱗片が多い。
写真 / 2025.5 千葉県 S.Ikeda

平面写真。
胞子葉は葉柄が長く、 羽片間のすき間がより広め。
写真 / S.Ikeda

1つの胞子のうを壊したもの。
胞子は整った形をしておらず、 いびつ。
このことからも雑種であることがわかる。
写真 / S.Ikeda