クヌギカメムシ

晩秋(ばんしゅう)にお弁当(べんとう)つきの(たまご)産む(うむ)カメムシ

  • 全身(ぜんしん)ほぼ緑色(りょくしょく)
    写真(しゃしん) / 2020.5.17 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • スマートで(たいら)べったい。
    写真(しゃしん) / 2023.6.13 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() MasakoT

  • 産卵(さんらん)(ちゅう)のメス。
    (ふゆ)近づく(ちかづく)触角(しょっかく)とあしは(あか)っぽくなる。
    写真(しゃしん) / 2022.11.25 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 大きな(おおきな)お腹(おなか)のメスが、クヌギの(みき)(みぞ)(たまご)産みつけ(うみつけ)ている。
    写真(しゃしん) / 2022.11.25 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • (みぎ)()のメスは産卵(さんらん)(ちゅう)左上(ひだりうえ)はオス。
    写真(しゃしん) / 2023.12.8 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

  • ゼリー(じょう)粘液(ねんえき)包ま(つつま)れた(たまご)
    白い(しろい)()のようなものは呼吸(こきゅう)(かん)
    写真(しゃしん) / 2022.11.25 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • (たまご)孵化(ふか)。1(よわい)幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / 2023.3.4 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 1(よわい)幼虫(ようちゅう)と2(よわい)幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / 2023.3.4 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / 2020.5.17 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / 2019.5.8 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

特徴(とくちょう)

クヌギなどで()られるカメムシで、()(もん)(呼吸(こきゅう)のため空気(くうき)(からだ)(なか)取り入れる(とりいれる)(あな))が黒い(くろい)のが特徴(とくちょう)晩秋(ばんしゅう)()(みき)にひも(じょう)(たまご)のかたまりを産みつけ(うみつけ)ます。(なつ)(ころ)全身(ぜんしん)ほぼ緑色(りょくしょく)ですが、(ふゆ)近づく(ちかづく)触角(しょっかく)とあしが(あか)っぽくなります。
 
大き(おおき)さ:体長(たいちょう)12~14mm
食べ物(たべもの):クヌギ、コナラ、カシワなどの()
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):6~12(つき)
分布(ぶんぷ)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

()仲間(なかま)との見分け(みわけ)(かた)

()ているカメムシにヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシがいます。
ヘラクヌギカメムシとサジクヌギカメムシは()(もん)黒く(くろく)ありません。ヘラクヌギカメムシのオスの(はら)(たん)はへら(じょう)、サジクヌギカメムシのオスの(はら)(たん)はさじ(じょう)(スプーン(じょう))になっています。
クヌギカメムシの()(もん)黒い(くろい)です。

  • クヌギカメムシは()(もん)黒い(くろい)

クヌギカメムシの(たまご)

クヌギカメムシ(るい)(たまご)はゼリーで覆わ(おおわ)れています。(ふゆ)ふ化(ふか)する幼虫(ようちゅう)は、3(よわい)になるまでゼリーを食べ(たべ)育ち(そだち)ます。ゼリーには3(よわい)まで育つ(そだつ)栄養分(えいようぶん)と、幼虫(ようちゅう)成長(せいちょう)必要(ひつよう)共生(きょうせい)細菌(さいきん)含ま(ふくま)れています。白い(しろい)()のようなものは呼吸(こきゅう)(すが)です。

  • ひも(じょう)(たまご)のかたまり