似ているカメムシにクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシがいます。
ヘラクヌギカメムシとサジクヌギカメムシは気門(呼吸のために空気を取り入れる穴)が黒くありません。
ヘラクヌギカメムシのオスの腹端はへら状、サジクヌギカメムシのオスの腹端はさじ状(スプーン状)になっています。
クヌギカメムシの気門は黒いです。
ヘラクヌギカメムシ
晩秋にお弁当つきの卵を産むカメムシ
特徴
クヌギなどで見られる緑色のカメムシ。メスは晩秋、ひも状の卵のかたまりを幹に産みつけます。卵のまわりはゼリーで包まれ、春早くあらわれる幼虫のエサになります。(MT)
大きさ:体長11~14mm
食べ物:クヌギ、コナラ、カシワなど
成虫が見られる時期:5~12月
分布:北海道、本州、四国、九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。