21世紀の森と広場

ヒグラシ

「カナカナカナ・・・♪」物悲しく鳴くセミ

  • オス。 オスは腹部が太くて長い。
    写真 / MasakoT

  • 明るい時間帯は鳴かずに、 じっとしている。
    写真 / MasakoT

  • 赤褐色の体に、 緑と黒の紋がある。
    写真 / MasakoT

  • まれに10月に見られる。
    写真 / MasakoT

  • 羽化。 緑色で美しい。
    写真 / MasakoT

  • 羽化。 はねが乾くまでこの姿勢でいる。
    写真 / MasakoT

  • セミノハリセンボンという菌類に寄生された。
    写真 / MasakoT

  • 抜け殻はつやがあり、 背中が曲がっている。
    触角の第4節が第3節より長い。
    写真 / MasakoT

特徴

早朝と夕方に哀愁を帯びた声で鳴くセミ。 日中でも薄暗くなると鳴き始めます。 スギ林で見られることが多いですが、 広葉樹林にも生息しています。 俳句では秋の季語になっており、 夏の終わりに鳴くイメージがありますが、 6月下旬ころから7月にかけてあらわれます。
  
大きさ : 全長41~50mm
食べ物 : 幼虫は木や草の汁 成虫は木の汁
成虫が見られる時期 : 6~9月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

トピック

セミヤドリガの幼虫が寄生することがあります。

  • 白い綿のようなものは、 セミに寄生しているセミヤドリガというガの幼虫(3頭)。
    写真 / MasakoT

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