オオシオカラトンボ

がっしりした夏のトンボ

  • オス。 複眼は黒褐色。
    ほぼ全体に青灰色の粉をふく。
    写真 / 2023.6.5 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 腹部の先端が少し黒い。
    写真 / 2019.7.5 千葉県成田市 MasakoT

  • 若いオス。 黄色い部分は青くなる。
    写真 / 2018.6.19 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 老熟個体。
    写真 / 2023.10.1 千葉市緑区 MasakoT

  • メス。 腹部は黄色で後半は黒い。
    写真 / 2017.6.19 千葉県松戸市 MasakoT

  • メスの顔。 複眼は黒褐色。
    写真 / 2022.8.6 千葉県習志野市 MasakoT

  • メスは、 卵と一緒に、 水を前に飛ばすようにして産卵するため、 腹部の先端近く(第8節)が大きくふくらんでいる。
    写真 / 2022.8.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • 交尾。 オス(右上)とメス(左下)。
    写真 / 2018.6.17 千葉県松戸市 MasakoT

  • 交尾。 オス(上)とメス(下)。
    写真 / 2024.7.3 千葉県松戸市 MasakoT

  • オス。 トカラ列島~沖縄諸島の個体群は別亜種(沖縄オオシオカラトンボ)とされている。
    写真 / 2023.11.9 那覇市 MasakoT

特徴

オスは濃い水色で、 メスはくすんだ黄色。 複眼は黒褐色で、 オスは成熟すると青灰色の粉を帯びます。 平地から山地まで、 周囲が林に囲まれた閉鎖的な環境を好み、 汚れた水辺でも見られます。
 
大きさ : 体長51~61mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫、 小魚など 成虫は生きた昆虫など
成虫が見られる時期 : 5月下旬~11月上旬
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

シオカラトンボに似ています。
シオカラトンボのオスは青白く、 眼の色は青緑色です。
オオシオカラトンボのオスは青みが強く、 眼の色は黒褐色です。