秋ヶ瀬公園

サトキマダラヒカゲ

地味な色だけど美しい日本固有種

  • 交尾。 裏ばねは複雑な模様。
    写真 / MasakoT

  • 樹の幹にはねを閉じて、 よくとまる。
    写真 / MasakoT

  • 蛹で越冬したものが5月に現れる。
    写真 / MasakoT

  • 樹液に集まる。
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  • 地面で給水。
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  • 幼虫。
    写真 / MasakoT

  • ササの葉に上にいる幼虫。
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  • 幼虫の顔。
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  • 卵。 アズマネザサの葉の裏。
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特徴

茶色い複雑な模様のタテハチョウの仲間。 うす暗い所が好きで、 クヌギやコナラなどの樹液によくやってきます。 花を訪れることはほとんどなく、 熟れた果実や獣フンにも集まります。 夕方になると活動が活発になります。 蛹で越冬。
 
大きさ : 開張50~64mm
食べ物 : 幼虫はササ・タケ類の葉 成虫は樹液、 獣フン、 熟した果実など
成虫が見られる時期 : 4~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間の見分け方

ヤマキマダラヒカゲに似ています。 分布域が重なることもあります。
サトキマダラヒカゲは、 雑木林など、 平地~丘陵地が主な生息地です。 後ばね裏面の3つの紋がほぼ縦に並びます(直線状)。
ヤマキマダラヒカゲは、 山が主な生息地です。 後ばね裏面の3つの紋のうち、 いちばん下の紋が大きくずれます(くの字状)。

  • 写真 / MasakoT

見られる木

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