津久井湖城山公園

オオイヌノフグリ

春を知らせる青い花

  • ひときわ目を引くコバルトブルー
    写真 / htanaka

  • 花の中心部が白く目立って虫を待つ。
    写真 / htanaka

  • 畑に群れて咲く。 ヒメオドリコソウやホトケノザと混ざることも多い。
    写真 / htanaka

特徴

冬の陽だまりにも咲く青い花、 春の近さを感じる花です。
咲いた花は1~2日の寿命。 花粉を運ぶ虫が来ないと自家受粉して実をつけます。
在来種イヌノフグリが実の形が犬の陰嚢に似ることで名がつき、 花が大きい近縁の外来種にオオイヌノフグリの名が与えられたと言われています。
(オオイヌノフグリの実はハート形をしています)
     

タイプ : オオバコ科クワガタソウ属の越年草
大きさ : 高さ10~40cm 葉の長さ1~2cm
花の時期 : 2~5月(関東平野)
生育場所 : 道ばた、 開けた緑地、 畑、 庭など
分布 : ヨーロッパ原産、 ほぼ全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ

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